就職前の面接・見学で、良い介護施設か見極める10のチェックリストを公開!

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
世間での介護職のイメージは、あまりよくないのが一般的です。
実際に私の参加していたヤフー知恵袋でも、否定的な意見の人が「質問者」「回答者」「経験者」を含めて大勢いました。
実際のところ、低賃金、底辺と言われてしまうような職場環境の悪い施設、事業所も多いのです。

就職してから自分が思っていた施設と違っていたので退職してしまうケースもあります。



また、就職前だからこそ条件面などの交渉ができます。
今回は私の転職経験から、就職前の面接や事業所見学時に気を付ける「良い職場環境を見極めるための10のチェックリスト」と題し記事にしました。
ぜひ、介護へ転職・就職を考えている方に読んで頂いて、良い就職・転職成功への参考になればと思います。
下の4つの記事は、私が転職エージェントを利用した時の経験談です。特に2番目は、私が転職活動をしていたのを当時の在職中の施設管理者にばれてしまう恐怖の体験談です。



転職活動の際にはぜひご覧ください!




それでは職場環境を見極めるための10のチェックリストをみていきましょう。
①面接・見学で不衛生な施設ではないか確認


フロアーや廊下トイレの衛生面



施設・事業所を見学した際、フロアーや廊下で異臭がしている施設・事業所があります。
そのようなところでは、排泄物をそのままトイレの床に置いておいている。
居室の床に放置しているところがあります。
そのような施設・事業所は、衛生面での意識が低く、清潔不潔の理念がないと思われます。


介護職員の服装・身だしなみ
介護職員は、入社時に施設よりユニフォームを上下2・3セット支給されます。
- 職員の服装をみて汚れていないか?
- 身だしなみはしっかりしているか?
- 数日間同じユニフォームを着たままの汚れた服装ではないか?
面接、見学の機会に確認してみましょう。


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②面接・見学で身体拘束をおこなっていないか確認





施設・事業所見学の際、入居者様が身体拘束をされていないか確認してください。
身体拘束は
- 「つなぎの服を着せられたり」
- 「拘束手袋をさせられたり」
- 「介護ベッドに4点柵」
をしているところです。
身体拘束をしている施設は、お年寄りに対して尊厳のない、意識が低い施設と思われます。
医療系の管理者に多く、福祉・介護の意識が欠落している施設・事業所と考えられます。
③面接・見学で残業時間を聞いてみる





私の経験では、介護施設で残業をするということはほとんどありません。
介護の仕事は立ちっぱなし、動きっぱなしの仕事です。
そのうえ残業をするということは非常に辛いことです。
面接で残業を確認して、20時間以上あるなら避けた方がいいでしょう。
サービス残業などもってのほかです。
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④ワンオペの夜勤時、入居者が20人を超える職場は避ける





ワンオペとは、一人で見守り、介助をしている状況の事です。
特別養護老人ホームであれば、1ユニット入居者10名が基本です。
私の経験では1ユニット最大12名でした。
1ユニットに対して専属の職員を配置して介助を行います。
ベテランの職員でも、この10名のユニットが限界だと言われていました。
これを超えるような施設は、有料老人ホームならばあるでしょう。
「40名の配薬、服薬介助を行っていた」などのケースは、有料老人ホームから転職してきた介護職員からよく聞かれます。
厚生労働省令による人員配置基準
- 日中のワンオペは、1ユニット入居者10名まで。
- 夜間帯のワンオペは、2ユニット入居者20名が基本です。
この人数以上の入居者のひとりでの対応は、きつく限界だと思います。
それ以上は介護事故の恐れ大です。




⑤面接、見学で処遇改善加算を確認





処遇改善加算とは、国が低賃金の介護職員の給料を増やすために、支給している手当の事です。
私の施設では処遇改善加算の金額は月に6万円です。
厚生労働省の試算での処遇改善加算は、キャリアパスの最高ランク(Ⅰ)で3万7千円としています。
キャリアパスのランクを決める要件
- キャリアパスランクは(Ⅰ)から(Ⅴ)まであり、職場でのスキルアップの為の研修などの有無により分けられている。
- キャリアパスのランクは施設・事業所が申請する。つまり、ランクを高くする職場は、職員の待遇を良くしようと考えている。
しかし施設・事業所によっては、処遇改善加算を「事務処理の煩雑さから申請しない」所もあるようです。
上記のような職場は避けるべきだと思います。
>>処遇改善加算の詳しい内容は過去記事に掲載しています。参考資料として添付させていいただきます。


>>2019年10月より始まった介護職員のためのあたらしい制度です。


⑥年収250万円以下の施設・事業所は避ける


私の経験ではグループホームや小規模多機能時代に年収が270万円でした。



しかし、それは3年前の話です。今現在は処遇改善加算があるため、無資格でも300万円近くいきます。
それはデイサービスやグループホームなどの居宅系のサービス事業所でも同じです。
年収の目安としては、デイサービス、訪問サービス事業所なら年収300万円程度。
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などの施設系は年収330万円(夜勤代込み)です。
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⑦介護職員の年代、性別のバランスを確認





施設・事業所見学の際、働いている介護職員が若い人が中心だと、中高年の我々にとっては、人間関係の構築がとても難しい部分があります。
ずばり、働きにくい職場になる可能性が大きいです。
逆に自身と同じ年代の人が多く働いていると、働きやすい職場といえるでしょう。
自分と同じ年代の職員がいれば、必ず職場の相談相手、話し相手になるので、要チェックポイントです。


⑧労働契約書(雇用契約)の内容を把握する


雇用形態の確認



正社員が希望であるならば、その雇用形態は譲れない契約ですよね。
施設・事業所によっては、無資格からの就労は「契約社員から」、「準社員から」、「社員登用制度あり」などがあります。
しかし私の経験から施設・事業所では、準社員からなどの、労働契約(雇用契約)の結び方は少ないです。
最初から正社員として働ける職場であれば安心できると思います。


労働契約書で試用期間が「無期雇用」か確認



労働契約書(雇用契約書)に記載されている試用期間の内容も重要です。
無期雇用ならば、仕事についてからの安心感が違います。
有期雇用契約によって、試用期間を設定している場合は、労働契約書に雇用期間が具体的にいついつまでと日付が区切られています。
無期雇用は、試用期間が期間の定め無し、と記載されています。
つまり、有期雇用は期間満了で解雇(雇い止め)が可能です。
しかし、無期雇用は期間が定められていないため、使用期間が3か月とあっても、合理的な理由で社会通念上相当とされる本採用を拒否できない限り、試用期間満了で退職になることはありません。


⑨面接、見学で転勤の有無を確認


勤務先希望に関しては、考え方が個人個人違うと思います。



私はあまり転勤や移動がないような施設に入職したいと考えます。
せっかく自宅から近所の施設を選んでも、遠くに移動させられるようなことがあると、通勤時間が少ないというメリットが無くなるでしょう。
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⑩面接、見学でフロアーに職員がいない!


フロアー、ユニットに職員が誰もいないことがあります。



我々介護士はフロアーに必ず見守りをつけています。しかし、職員の数が少なく見守りができていないケースがあります。
こういったケースでは、スタッフの離職率が高いブラック施設の可能性がありえます。




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