介護施設における居室担当【居担】の役割を4つ選んで解説!
こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
今日は施設で介護職員が任される居室担当(居担)について詳しく解説します。
居室担当(居担)を簡単にご説明しますと、介護職員がユニットの入居者を2名から3名割り当てられます。
居室担当(居担)は、割り当てられた入居者のケア、お部屋の環境整備、アセスメントの担当です。
入居者の変化をいち早く把握するための存在としてこれらの業務を任されます。また、ご家族対応も大きな役割です。

新人の方は、まだ居室担当(居担)を任されていない方も多いでしょう。ですので、居室担当がどのような役割を果たすのか?4つ紹介します。
私の経験した内容ですが、この記事を読んで頂ければ、居室担当はおおよそどの施設でも同じような業務になるので役に立つ記事でしょう。
それでは、居室担当者の役割を紹介します。
居室担当の役割①:ケアの中心的存在





居室担当者は、ユニットの職員の中でも中心的存在として担当利用者のケアにあたると言えるでしょう。
居室担当者(居担)は、担当入居者の特性を把握して、日常における変化を敏感に感じとる存在とならなければなりません。
居室担当の役割②:環境整備





居室担当(居担)の役割に環境整備があります。環境整備の基本は整理・整頓・清掃・清潔です。
室内の整理整頓を行い、物をかたづけ、必要なものを定位置に置き、直ぐに取りやすいように整頓をします。室内環境の乱れは事故のもとにもなるのです。
認知症入居者の中には、収集癖でタンスの中にゴミを隠しているなどがよくあります。
タンスの中を確認して、衣類を整理するなどの作業も居室担当の役割です。


居室担当の役割③:ケアプラン更新・変更の中心的存在


私の施設では、居室担当(居担)はアセスメントを毎月更新していました。ケアカンファレンス会議に担当として出席します。



もちろん、入居者の個人記録の内容を把握すべきでしょう。
お薬情報、ADL(日常生活動作)などは、担当する入居者のお世話をする中心的存在として把握しなければなりません。
ちなみに依然、ある老人施設で準社員から正社員になる条件が・・・
- 委員会に出席する
- 夜勤が出来るようになる
- 居室担当(居担)を任される
という施設がありました。居室担当を任されるとはそれほど重要だという事でしょう。
- ケアプランとは
-
ケアプランは、一人一人の利用者がどのような介護サービスを受ければ、質の高いその人なりの自立した生活が送れるようになるかを考えて、介護サービスを組み合わせた計画書のことです。
- アセスメントとは
-
アセスメントは、ケアプランの作成時に行われる評価・査定を意味します。具体的にいうと、介護対象者のニーズ・利用中のサービス・生活の課題・残っている能力など生活全般におけるニーズを聞き出し、どのような介護サービス・ケアが必要なのかを判断するために行われます。




居室担当の役割④:ご家族対応


居室担当(居担)になると担当者のお部屋の扉に、担当者を紹介するネームプレートがある施設も多いと思います。
「この部屋の担当はしまぞーです」と、従業員はもちろんのこと、ご家族に担当をお知らせする意味があるのです。
つまり、ご家族に対して「ご要望があれば居室担当者の私にお話しください」という意味があります。
また、居室担当者はご家族あてに、季節の変わり目のご挨拶や、敬老会などのイベントの開催を告知するために、お手紙を送るところも多いでしょう。
ユニットリーダーは、居室担当を割り振る際には、大変な入居者が固まらないよう注意していますね。



それでは、今回の記事をTwitterで紹介した際リツイートして頂いた方より、ご意見を頂戴したので紹介します。
内容は「担当業務ならいくらでもやるから、それに見合う権限をつけてほしい…」とのことです。
パンクロックさん、ありがとうございました。


まとめ
居室担当者(居担)は、担当入居者の中心的存在としての役割を担います。また、その情報をユニット職員と共有しなければなりません。
もちろん、皆様の施設の居室担当(居担)の役割とは、違っていることもあるでしょう。
是非、ご意見をお聞かせください。
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