介護職はなぜ底辺職と言われるのか?【10の理由】を解説!
こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
介護職は底辺職と言われることがあります。私が回答者として参加していた「ヤフー知恵袋」でも質問者から・・・
「なんで介護職は底辺職と言われるのですか?」という質問は多かったです。
一般社会で底辺職と言われる仕事をググってみると・・・
清掃員、警備員、工事現場作業員、ビル管理、運送ドライバーなどが挙がっていました。
- 頭や技術を使う仕事ではなく、体を使う仕事の傾向
- 賃金が安い
- 3K(きつい、汚い、危険)
- 夜勤がある仕事が多い
一般社会で言われている底辺職の共通点が、介護職にも当てはまっているような…
そこで今回の記事は、なぜ介護職が底辺職と言われるのかについて、10のケースを挙げて理由を解説します。
理由①:排泄物を扱う
介護の仕事は世間では「排泄物」を扱う仕事というイメージが強いからですね
我々介護士の中で、介護の仕事していて底辺とは考えている方は少ないです。
よく言われたのが私が、参加するヤフー知恵袋で介護職を、「ふん処理介護士」など揶揄する質問や回答はありました。
理由②:羞恥心
一般社会で介護士と名乗るのが「恥ずかしい」って思う人多いみたいよ
介護の仕事をしていることを、親せきなどに大っぴらに名乗ることには実際に抵抗がありました。
他人から「職業は何ですか?」と聞かれて、「介護職です」と答えるのが恥ずかしいと思う人は実際いるでしょう。
理由③:学歴が問われない
入社選考に際して特に学歴、職歴を問われないよね
事実、介護職への就職には学歴を問いません。
中高年が介護に転職する際も、今までの経験・スキルは管理職でもない限り関係ないでしょう。
特別養護老人ホームに入職する際に、介護歴以外の職歴は問われません。
施設側は選考の際、「目をつぶって」、「後ろ向いて」、だれでも採用をしているのです。
理由④:低賃金
周りの方に介護は「低賃金で大変よね」って言われる
介護職の給料が少ないことは事実です。
一般企業で40代50代の方の給料は、年収で1000万円近くになるでしょう。
しかし、介護職の収入面では、年功序列のような仕組みはほとんどみられません。
介護職の年収は300万円程度の低い職場もあるのです。
給料が低い原因は、基本的に入職に対する「間口が広く」、とりあえずは誰にでもできる仕事、誰でも働ける職業だからです。
介護福祉士という国家資格がありますが、名称独占であって業務独占ではありません。
そのため、誰でも資格や学歴とは関係なく就ける仕事なのです。
>>関連記事:【再現性大】私が転職して年収を140万円上げた記事
理由⑤:介護技術
介護職の介護技術(専門技術)なんて他の職業では通用しないよ!
介護職は専門性を必要としない仕事です。介護の仕事を3ヶ月程度継続できれば、いっぱしの介護職員になれます。
介護技術というものはありますが、技術とは名ばかりのおむつ交換です。
介護職員の中には、「このやり方は違う」、「ギャザーを立てる」など介護技術にこだわりを持つ職員がいます。
しかし、恐らく普通の感覚をもった方であれば、そのような話を聞いていると、「おかしなことにこだわっているな」と感じるでしょう。
理由⑥:きつい仕事
世間では、介護の仕事は体力勝負できつい仕事と思われている
若い華奢(きゃしゃ)な女性には、自分より大きな男性を持ち上げたり、移乗したりするような物理的にきつい力仕事は大変だと思います。
しっかりとボディメカニクス(てこの原理)を生かした介護技術を使わないと、腰痛の原因になります。
実際、腰痛持ちの職員は多いです。そのため腰にコルセットをしている方が多いです。
また、勤務中はずっと歩き回って仕事をしています。
>>関連記事:介護職の体力の事を書いた過去記事(1万6千歩)を添付
理由⑦:取得容易な国家資格
自動車の運転免許を取得するよりも簡単な国家資格の介護福祉士。
ヤフー知恵袋で言われていたのが、介護福祉士の資格試験は自動車免許より簡単な国家資格だという話でした。
簡単な国家資格である介護福祉士の資格取得は、「3年の実務経験」と「実務者研修」をクリアーできれば、60%という高い合格率で国家資格を取得できます。
理由⑧:正社員で採用
就職活動をしても、正社員での求人はこの仕事しかなかった
50歳代の中高年が介護職へ転職する理由は、他に仕事がなかったからというのもあると思います。
介護職は正社員で採用される。
正直な話、中高年で他の仕事のスキルがあり、専門知識を持った仕事をしていたならば、ヘッドハンティングされていたでしょう。
しかし、多くの方はハローワークなどで転職先を探しています。他に仕事がないからしょうがなく介護職という方が多いと思います。
※すみません、そういう私も他の仕事のスキルがなく、ハロワで仕事を探し、介護職を選択しました。
理由⑨:転職
介護職への転職はたやすいが、介護職から他の職業への転職は難しい。
介護職は、他業界で通用しない仕事なので、他業界への転職が難しいと言われています。
実際に、介護職を辞めた50歳代の人が、転職先を探しても、面接どころか書類審査すら通らないことが多いようです。
つまり、一般社会が介護職を底辺職と認めていることになります。
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理由⑩:ユニフォーム
仕事用衣服、ユニフォームがジャージでかっこ悪い
私は大学を出て一般社会で働いていました。そして、介護への転職をしましたが、ポロシャツとジャージで働く姿を大学時代の友人には見せられません。
というのは半分冗談です。
私は介護に8年間携わっています。今ではとても自分に合った仕事だと思っています。
ただ、この仕事にやりがいを感じるようになったのには、3年かかりました。
私の場合は、ある利用者様との出会いにより、介護に対する考え方が変わってきたのです。
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- 職場の環境は個人では変えられない
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また、介護の職業が求める人材は能力より人柄重視です。さらに、介護業界が慢性的な人材不足のため、転職しやすい環境です。
私は介護職での転職を数多く経験していますが、転職のデメリットはほとんどありませんでした。
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また介護の職業は、仕事内容は同じでも介護の施設事業所によって
- 受け取れる給与が違う。
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そのため最初の第一歩を、介護の業界をよく知っている転職エージェントのアドバイザーに相談することで転職の失敗のリスクを低下させることができます。
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