こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
一般的には転職を繰り返すというと、イメージは悪いし、実際に繰り返しているとなかなか次の転職先が決まらなくなりますよね。
私はこれまで、介護の職業で3回のジョブチェンジと、介護の転職を8回経験しました。

その経験から転職を繰り返す影響を申し上げますと、同じ介護の業態であればそれほど影響なく、転職の難易度は高くありません。
その理由を申し上げますと・・・
人材不足が大きな原因でしょう。
高齢化により施設・事業所が増えている中「2025年問題介護職38万人不足」が以前より叫ばれていて、施設・事業所側も面接で入社希望の人材を選んではいられないのです。
- 大きなメリットはさまざまな職場を経験することによってスキルアップが出来る。
- 同じくデメリットは管理者候補の求人にエントリー出来ない。
本記事では更に、メリット3つ、デメリット4つ上げ、さらに詳しく解説していますのでご覧ください。
介護の職業で転職を繰り返す3つのメリット


メリット①:転職により多様な現場を経験し、知識、スキルが向上する
介護職の仕事、特に施設系の仕事は、身体介護が中心で他の職場でも通用する仕事ではあります。
しかし、そうはいっても利用者の認知症などの症状やADL(日常生活動作)は同じではなく個々人によって違います。もちろん利用者ごとにケアの方法も違ってきますね。
また、設備も職場ごとにさまざまで、種類も多いです。



つまり、転職により多くの「技術・知識」を身に付けることが出来ます。
介護の職業は、転職によって環境への柔軟性も上がるでしょう。
結果、多様な介護の現場、職場を経験する事で知識、スキルが向上します。
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メリット②:介護の仕事は転職がわりと容易



介護職は他の職業よりは転職しやすいです。
理由は圧倒的に人材が不足しているからで、猫の手も借りたいくらいの職業とはこの介護職の事でしょう。
2025年には40万人近くの人員が不足すると叫ばれています。多少変わった人でも採用されているのが介護の職場の現状です。
他の職業なら転職が多い人材は、採用を敬遠されるが介護の職業は採用されるのです。
しかし、そのような誰でも採用される職業というのは、「職場の環境、人間関係が悪化しやすい理由のひとつ」でもあります。
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メリット③:介護福祉士の有資格者はさらに転職が容易



介護福祉士の資格を取得すれば、更に転職の難易度は低くなります。
この介護福祉士の資格ですが、私の周りでは取得難易度は自動車の免許より低いといわれていました。
しかし、介護福祉士の資格所有者は、底辺職、3K(汚い、きつい、危険)と揶揄される介護の現場を少なくとも4年近く勤めているという信頼と安心感が施設・事業所にあります。
そのため介護福祉士の有資格者は、それこそ何回でも転職が可能と言われています。


>>関連記事:介護の仕事が3K(汚い,きつい,危険)と呼ばれる理由を解説!


介護の職業で転職を繰り返す4つのデメリット


デメリット①:転職を繰り返す人は出世ができない



これは当然なのですが、ひとつの職場を短期間で退職すれば、リーダーや主任への出世が難しいですよね。
ただ、一度でも長期間同じ職場にいて責任的な立場を経験していれば、職務経歴書には管理者経験を記載することが出来ます。
そのため、転職して即リーダーや主任を任される方はいますし、入社条件でリーダー職として採用されることもあるでしょう。


デメリット②:管理者候補の求人は書類審査で落とされる



私が介護の転職活動で管理者候補の求人に申し込んだ際に、一般介護職でのエントリーは出来るが、転職が多いので管理者候補の求人には「エントリー出来ない」と言われました。
この様なケースは数か所ありました。やはり転職を繰り返す人は、管理者としては向いていない、採用できないと判断されるのでしょう。
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デメリット③:身辺調査が行われている可能性
就職活動時においての『身辺調査』とは、その求職者が過去にどのような職歴、生活をしていたのか周辺を調査することです。
今は個人情報を簡単には扱えない為、なかなか企業も行っていないと思いますが、私が新卒で就職活動をしていた時代にはありました。
私の場合は、実家の近所に、私が子供の頃どのような生活をしていたのか確認のため電話、もしくは訪問があったと当時聞きました。(すみません30年前の話でどちらか覚えていません)



ただ、ネットなどでは、前職の職場に電話で確認する施設もあるとの情報もありました。
転職回数が多いのが目立ち、前職に電話されて、もし前職で問題行動がみられていた場合は、採用を見送られる可能性はあるでしょう。
デメリット④:転職を繰り返し行き場がなくなる



1回の転職活動で複数の施設・事業所の求人にエントリーするなどの求職活動をする事により、次回に転職の活動できる施設・事業所が物理的に少なくなるでしょう。
具体的に説明すると、1回の転職活動の中で複数の企業に面接すれば、次回の転職活動ではそれらの施設・事業所の面接官に顔を覚えられてしまいます。
一度エントリーして断ったり、面接を受けるとその施設はすぐには転職を希望することが出来なくなりますよね。
例えば1回の転職活動で3か所面接したとして、3回転職したとします。そうすると、3回×3か所=9か所面接したことになります。
都会でない限り9か所も顔が知れ渡ると、なかなか次の職場を探すのも物理的に難しくなるでしょう。


まとめ
技術や知識を身に付けるメリットはありますが、やはり給料を上げていくという点では転職の回数が多いのは不利といえるでしょう。
リーダーやその先の管理者に出世するには、上司から認められて、周りからの信頼がないといけませんよね。
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