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介護職で体力の衰え,限界を感じた体験談!【解決策あり】

体を鍛える

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。

しまぞー

今日は、中高年の転職に際しての注意点として、体力の問題を取り上げます。介護の3K(きつい、汚い、危険)の中の一つ「きつい」について、居宅系、施設系に分けて考察しました。

介護の3K(きつい、汚い、危険)の中の一つ「きつい」について、居宅系、施設系に分けて考察しました。

私も50歳です。ちょうど”体力的にきついな”と感じ始めているところです。

ですので、この記事を読んでくださる中高年の方々の介護への転職が、上手くいくよう情報を提供できればと考え、本記事を書きました。

最後には、介護職において体力を使いすぎないように解決策をご用意しています。

⋙解決策を最初に読みたい方はこちらをクリック!

目次

中高年が実感する年齢からくる体力の衰え 

柔軟体操


なぜ、体力的に「きつい」と感じ始めたかというと仕事中「体の疲れ」を感じるのです。

何かの大病かなと思い医者に尋ねると「もう50歳ですよね、年齢的なところからきているのでしょう」と言われました。

実際に病気にもなっています。糖尿病、泌尿器科系の疾患ete
治療にかかるお金は月に2万円位。

この様な年齢や病気から来る日常に感じる辛さは、若い世代には分からないのです。

一般企業での50歳代は、管理職やデスクワークをされていた方が多いと思います。
しかし介護の仕事は基本動き回る仕事です。

そうなると、デスクで仕事をしていた方は、いきなり体力を使う歩き回る仕事なので、大変かもしれません。

一般企業から介護職員に転職をされる方は、肝に銘じてほしいです。

居宅系から施設系への転職は体力的に辛い,その理由

体力を付ける

私は、介護へ就職した最初の業態は、グループホームでした。そこから小規模多機能居宅介護へ転職し、介護老人保健施設(老健)の施設系に転職することになります。

私の経験では、体力的に辛いのは、特別養護老人ホーム、老健の施設系です。逆に小規模多機能は体力的に楽だったと記憶しています。
※小規模多機能居宅介護は訪問サービス、通所サービス、宿泊が利用できる業態です。

では居宅系と施設系に分けて、それぞれどのような理由で体力的につらいのか?体力的に楽なのか?紹介したいと思います。

体力を使う介護業態【施設系サービス】

施設系の「特別養護老人ホーム」や「介護老人保健施設」は、居宅系の仕事と比べれば体力を使う仕事が多いです。

介護職が何に体力を使うのかというと、主に身体介助です。具体的には、入浴介助、移乗介助おむつ交換等です。

実際どのくらい体力を使うのかを確かめるため、私は一日のフロアでの移動距離を歩数計で計ってみました

介護老人保健施設で歩数計を測った時の歩数は1万6千歩した。この数字はバリバリに働く営業職並みの歩数です。

この当時は、毎日のように「ラーメン二郎」に行ってました(笑)

介護老人保健施設時代、なぜ1万6千歩も歩いていたかというと、従来型の施設だったからです。

フロアの見守りをしながら、「50名のテーブル拭き、お茶配り70杯(2杯の方もいます)、エプロン配り、手の消毒、おしぼり配り、口腔ケアセット、等」を1日5回1人で任されていました。更にトイレ誘導を1回当たり14名対応していました。

ちなみに、今の勤め先の特別養護老人ホームでは約1万歩です。

ここで簡単に職種別の歩数をグラフで確認します

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出展:健康・体力づくり事業財団ホームページ

一般企業での営業職の移動距離は多いイメージですが、上の表で示されている通り、5700歩です。さらに都心に限れば営業の移動手段が車や電車での移動です。 

体力を使う事が少なめな介護業態【居宅系サービス】

居宅系の「デイサービス」や「訪問サービス」「デイケア」が体力的に楽です。なぜかというと、ご利用者様の自立度がわりと高めだからです。

自立度というのは、医療介護用語でADL(日常生活動作)といいます。

自分で歩けたり、食事を自分で食べる事ができ、排泄も自分でしっかりトイレに行って済ませることが出来ることを、ADL(日常生活動作)の自立度が高いと言います。

居宅系の利用者は、介護職員にとって体力を使わない傾向となります。

また、給料が低い傾向にあります。下の記事には、業態別におおよその年収と仕事内容を記事にしています。良かったらご覧ください。

介護職員は入浴介助が辛くて大変

からだが辛くて大変

特に、介護職にとって体力が必要な仕事は、入浴介助です。
入浴者のうち、一日80名近くを午前午後と3時間づつ一気に入れています。

体を洗う係は一日中体を洗う、更衣介助(着替えの手伝い)、整容(髪を乾かしたり、爪を切る)を延々とやります。

※ここは施設によって違います。あくまでも私の体験談です。

夏の入浴介助は、汗を「だらだら」かきながら仕事をしています。

介護職員の多くが悩む腰痛 

介護職員の多くが悩む腰痛


介護職員にとって身体介助は、体力が必要な仕事だと思います。
また、入居者様を抱き上げる場面もあります。腰を痛めたりする方も多いです。

ただ、腰を痛める大きな要因は、無理な体の動かし方をして痛めることです。

しっかりと、ボディメカニクスを使った介護技術を使えば、腰を痛めるリスクを低減させます。

体力の限界を感じたときの5つの解決策

私が体力の限界を感じた時に関して、その解決策を5つ上げ、関連記事でさらに詳しく解説します。

①:転職する際に、体力的に楽な介護業態を選択する
②:仕事は、なるべく体力を使わないように要領を覚えるのも必要
③:無理をしないため周りの職員の協力を得る
⑤:仕事の順番や方法を効率的にする、無駄な動きをしない

介護の業態で言えば、比較的体力が楽なところはどこかというと、居宅型のサービスを提供している業態です。

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職場の人間関係に悩んでいる。会社に不満があるなど、このような悩みを解決するなら、ぶっちゃけ転職するのが一番現実的です。

転職したほうが良い理由

なぜ転職した方がいいと言えるのでしょうか?

  • 給料の良い条件で探せば、収入が増える可能性大
  • 職場の環境は個人では変えられない
  • 転職をすれば人間関係をリセットできる
  • 悩みが継続すると精神的な負担から病んでしまう可能性がある

また、介護の職業が求める人材は能力より人柄重視です。さらに、介護業界が慢性的な人材不足のため、転職しやすい環境です。

しまぞー

私は介護職での転職を数多く経験していますが、転職のデメリットはほとんどありませんでした。

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転職を一番楽に成功させるには、転職エージェントというプロに相談することです。

私の経験から、特に異業種から介護職へ転職する場合は、最初の就業先が肝心です。

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良い職場環境には良い仲間、良い指導者がいるのが常で、その出会いによって介護の仕事を続けることができるかの分かれ道。

また介護の職業は、仕事内容は同じでも介護の施設事業所によって

  • 受け取れる給与が違う。
  • 給与上げるためのキャリアアップに差がある。

そのため最初の第一歩を、介護の業界をよく知っている転職エージェントのアドバイザーに相談することで転職の失敗のリスクを低下させることができます。

しまぞー

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しまぞー

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