【お金の話】中高年が介護職に転職する際,見直すべき費用【生活費】を3つ紹介し解説!
こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
中高年のみなさん、介護の職場では人手不足のため、あなた方をお待ちしております。
ただ、介護職に転職する際は多くの方が今までの収入よりも減るため,
生活面での費用を見直さなければならないでしょう。
そこで今回は、日々の生活に関わる大きな費用を3つにわけて、どのように見直すべきか紹介します。
- こづかい
- 子供の学費
- 住宅ローン
一般企業に勤めるサラリーマンは、50歳にもなると年収は1000万円近くある方もいて、勤め先の企業での地位は、ある程度の要職についている方が多いでしょう。
しかし近年では、肩たたき(退職勧奨)をされ、リストラに合う年齢でもあるようです。
大手企業のリストラによる退職金の金額は、700万円から1200万円くらいです。この金額はリストラでの割増賃金を含めての金額です。
では、この金額は多いのでしょうか。
私は少ないと思います。
介護職の年収は未経験新人で・・・
- デイサービスや訪問サービス(居宅系)・・・300万円程度
- 特別養護老人ホーム・介護老人保健施設(施設系)・・・年収330万円程度
一般企業で年収が1000万円近くあった方だと、介護への転職で年収が3分の1に減少する事を覚悟しなければなりません。
つまり、年収1000万円-300万円=毎年700万円減少するのです。
確認してください。退職金は1000万円です。そのままの生活を続ければ、2年ともたない事態になります。
この年収で、家庭を養っていく生活ができるかどうかです。
中高年であれば、お子様がちょうど高校生ぐらいでしょう。私の勤める介護の現場でもそのような方がいらっしゃいます。
皆さん口をそろえて給料が少なく、生活が「かつかつ」「きつい」と言われていますね。
この問題を少しでも解決すべく、私の経験で一般職から介護職へ転職する際に見直すべき生活費3つを詳しく紹介していきます。
見直すべき生活費①:おこづかいの見直し
関連記事: 介護職へ転職【一般企業と介護職】の違いを12選,解説!
日々の生活費を見直す点として大きいのは飲食代です。
介護の職場では、サラリーマンの様な仕事終わりに一杯、職員と飲みに行くような事は少ないです。飲んでも家で缶酎ハイ1缶位です。
一般企業に勤めていた頃の趣味の中で、ゴルフやパチンコなどの出費が多い趣味は控えるべきでしょう。
たばこなどの嗜好品も止めると、金額にして一日1箱として月に3万円程度の節約になります。
あと、収入を増やす手段としては、私もそうですが夫婦共働きがあります。
共働き世帯での収入になれば、金銭的な負担は軽減できます。
逆に、一家の大黒柱として1人だけで働くというような環境だと、生活はなかなか難しいと思います。
見直すべき生活費②:子供の学費
お子様には、学費の心配をかけたくないですよね。
子供を大学 へ進学させる時に掛かる費用の統計があるので添付します。
この表からすると、国立大学進学での4年間の学費は、授業料年間53万円✖4年=200万円【月額4万4千円】プラス入学金が30万円で合計230万円です。
さらに大学が遠方だと生活費として仕送りをしなければなりません。
⋙全国大学生協連のアンケートによりますと、親の仕送り額の1か月当たりの平均は70,410円です。
このように、学生をもつ親の負担を低減させる方法には
- 学資保険への加入
- 教育ローンからの借入
- 奨学金制度の利用⋙奨学金 | JASSO
- 自宅から通える大学を選ぶ
等が上げられます。
また夫婦共働きでの世帯収入で考えれば、この問題を解決する事が出来ると思います。逆にそうでないと難しいでしょう。
見直すべき生活費③:住宅ローンの返済
まず、住宅を購入する場合には大きなメリットがあります。
住宅ローンには13年間に渡る住宅ローン減税の制度があるため、いくら貯蓄(現金)があろうとも、これを利用しない手はありません。
※住宅ローン控除は税額控除と言い、例えば4000万円借り入れた場合、ざっくりとした計算では、年間最大40万円の税額控除があります。(年間40万円の所得税がある場合、年末調整でダイレクトに税金が戻ってくる。つまり年間所得税40万円まで全額戻ってくる。(2021年10月12日現在)
ただし、住宅ローン減税期間を過ぎているならば、住宅のローンは完済してるほうがいいと思います。
住宅ローンが残ったまま、例えば毎月8万円ずつ返済していくのは、家計にとってとても厳しい状況でしょう。
介護職の給料の手取り金額が、月17万円などは当たり前です。そのうえで住宅ローンが残っていると、 給料の半分近くが消えていくと言っても過言ではありません。
>>2022年度の税制改正で住宅ローンの控除額が少なくなる!?恩恵を受けるにはいつまでに契約が必要? | はじめての住宅ローン
住宅ローンの返済,楽な解決方法(体験談)
私が住宅ローンの返済に利用した銀行は東京スター銀行です。
私がマンションを購入したのは今から約20年前、3700万円の物件です。
頭金で600万円用意し、3000万円を当時の住宅金融公庫から借りました。
金利は最初の10年は2.4%、それ以後は4%でした。
そして10年経過して、1000万円残債の時点で金利が4%を迎えました。
その時に、東京スター銀行の住宅ローンに乗り換えたのです。
この銀行でのローンの特徴は、ローン分を東京スター銀行に貯金していれば金利がかからない事です。
私のケースですと、1000万円の残債分以上の金額を東京スター銀行に預けました。要は、貯金先の銀行を乗り換えるのです。
今の時代は低金利ですが私の場合、1000万円のローン残高に対する、4%の金利分は大きかったのです。
その住宅ローンの金利がゼロ円なのです。
「では、それだけの貯金があるなら返済してしまえばいいでしょ。」と言われるかもしれませんが、少し違います。
この制度には団信保険というものがあります。金利の0.3%、金額にして数千円を毎月払う事によって、生命保険やがん保険の役割を担う住宅ローンなのです。
東京スター銀行の【スターワン住宅ローン】というプランです。
※アフィリエイトリンクではありません(笑)
ちなみに、先日今の私の住宅の価値、売却価格が解るサイトで調べてみました。
その結果、最低価格が3200万円でした。購入時の20年前より500万円程度下がっただけなので資産価値を保ちたいなら購入エリアも重要だと思います。
今後の介護職員の賃金から考える中高年の介護への転職メリット
介護へ転職を目指す中高年の方が不安を持つ介護職の賃金の将来をお知らせします。
50代で介護への転職でも、まだまだ定年まで10年以上ありますよね。
介護の職業は自分次第でスキルアップが出来る職業です。
介護職の仕事は一応定年はありますが、それ以降も働ける仕事で、70歳近くまで働いている方が多数います。
今現在、国をあげて介護職員の低賃金の問題を解決していこうとしています。
その国の施策のひとつが処遇改善手当です。この手当により3年前と比べても、介護職員の給料は3万円近く上がりました。
また、今年2019年の秋の消費税増税の際には、その使い道として、介護福祉士の賃金の改善のための10年勤続8万円支給という制度も始まりました。
まずは3年実務経験を積めば、介護福祉士の受験資格が得られます。
その国家資格である介護福祉士を取得すると、私の特別養護老人ホームでは、基本給が2万円あがり、資格手当が2万5千円付き、月額合計4万5千円上がりました。
中高年の転職の際の,金銭的な注意点として
施設以外のデイサービスとか訪問サービスなどでは、資格手当が数千円の所もあります。
介護の業態によって、待遇が年収で100万円以上違うのも介護職の特徴です。
中高年での転職の際には、しっかりリサーチすることが必要です。
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なぜ転職した方がいいと言えるのでしょうか?
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- 職場の環境は個人では変えられない
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- 悩みが継続すると精神的な負担から病んでしまう可能性がある
また、介護の職業が求める人材は能力より人柄重視です。さらに、介護業界が慢性的な人材不足のため、転職しやすい環境です。
私は介護職での転職を数多く経験していますが、転職のデメリットはほとんどありませんでした。
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私の経験から、特に異業種から介護職へ転職する場合は、最初の就業先が肝心です。
何故かというと・・・
良い職場環境には良い仲間、良い指導者がいるのが常で、その出会いによって介護の仕事を続けることができるかの分かれ道。
また介護の職業は、仕事内容は同じでも介護の施設事業所によって
- 受け取れる給与が違う。
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