こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
中高年のみなさん、介護の職場では、あなた方をお待ちしております。
もちろん人手不足もあります。ただ介護職をお勧めするには生活面での費用を見直さなければならないと思います
今回は日々にかかる費用を生活費、子供の学費、住宅ローンの3つにわけて、どのように見直すべきか紹介します。
一般企業に勤めるサラリーマンが、50歳ともなると年収は1000万円近く収入がある方もいると思います。
この年代が勤めている企業の地位は、ある程度要職についている方が多いでしょう。
しかし近年では、50歳台で肩たたき(退職勧奨)リストラに合う年齢でもある様です。
【関連記事:リストラ転職の記事】 ↓
大手企業のリストラによる退職金の金額は700万円から1200万円くらいです。この数字はリストラの割増賃金を含めての金額です。
ではこの金額は多いのでしょうか。
私は少ないと思います。
ここから、50歳代のミドルが介護職に入職するケースでのお金の話をしていきます。
介護職の年収は無資格で・・・
- デイサービスや訪問サービス(居宅系)・・・300万円程度
- 特別養護老人ホーム・介護老人保健施設(施設系)・・・年収330万円程度
一般企業で年収が1000万円近くあった方が、介護への転職で年収が三分の一に減少する事を覚悟しなければなりません。
つまり、毎年1000万円-300万円=700万円減少するのです。
確認してください、退職金は1000万円です。そのままの生活を続ければ、2年ともたない事態になります。
この年収で、家庭を養っていく生活ができるかどうかです。
ちょうど中高年50歳代であれば、お子様が高校生ぐらいでしょう。もちろん私の勤める介護の現場でも、そのような方がいらっしゃいます。
ただ皆さん口をそろえて給料が少なく生活が「かつかつ」「きつい」と言っています。
一般職から介護職へ転職する際見直すべき生活費3つ
お金の面で言えば 、私の経験で50歳台のミドルが不安なのは・・・
- 日々の生活費
- 子供の学費
- 住宅のローンの残高
だとおもいます。
①日々の生活費の見直し
日々の生活費を見直す点としては、大きいのは飲食代です。
しかし介護の職場では、サラリーマン時代の様な仕事終わりに一杯職員と飲みに行くような事は無いです。飲んでも家で缶酎ハイ1缶位です。
一般企業に勤めていた頃の趣味、ゴルフやパチンコは控えるべきでしょう。
たばこも少なくしていかなければなりません。
あと収入を増やす手段としては、私もそうですが、奥さんが働く事ですね。
世帯での収入なら、ある程度金銭的な負担は軽減できると思います。
逆に一家の大黒柱として1人で働くというような環境は、なかなか難しいと思います。
②子供の学費
お子様には、学費の心配をかけたくないですよね。
お子様を大学 へ進学する時に掛る費用の、統計があるので添付します。
この表から国立大学進学での4年間の学費は、授業料年間53万円✖4年=200万円
プラス入学金が30万円で230万円です。
夫婦での収入を考えれば、この問題の解決する事が出来ると思います。
夫婦で年収が700万円近くあれば、何とか乗り越えられる金額だと思います。
③住宅ローンの返済
できれば、住宅のローンは完済してるほうがいいと思います。
住宅ローンが残ったまま、例えば毎月8万円ずづ、返済していくのはとても難しいです。
介護職の手取り金額は月17万円などは当たり前です。住宅ローンが残っていると、 給料の半分近くが消えていくと言っても過言ではありません。
住宅ローンの返済楽な解決方法(体験談)
私が住宅ローンの返済をしている銀行は東京スター銀行です。
私がマンションを購入したのは今から約20年前、3700万円の物件です。
頭金で600万円用意し、3000万円を当時の住宅金融公庫から借りました。
金利は最初の10年は2.4%、それ以後は4%でした。
そして10年経過して、1000万円残債の時点で金利が4%を迎えました。
その時に、東京スター銀行の住宅ローンに乗り換えました。
この銀行でのローンの特徴は、ローン分を東京スター銀行に貯金していれば金利がかからないのです。
つまり私のケースですと1000万円の残債分以上の金額を東京スター銀行に預けるのです。要は貯金先の銀行を乗り換えるのです。
今の時代低金利ですが、さすがに1000万円のローン残高に対する、金利分は大きいと思います。
その住宅ローンの金利がゼロ円なのです。
「ではそれだけの貯金があるなら返済してしまえばいいでしょ。」と言われるかもしれませんが、少し違います。
この制度には団信保険というものがあります。金利の0.3%、金額にして数千円毎月払う事によって、生命保険やがん保険の役割りを担う住宅ローンなのです。
東京スター銀行の【スターワン住宅ローン】というプランです。
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今後の介護職員の賃金の行方から考える中高年の転職のメリット
介護を目指す50歳台の方の不安である、お金に関しての、介護職の将来をお知らせします。
50代で介護への転職でも、まだまだ定年まで10年以上ありますよね。
スキルアップが出来る職業です。
介護職の仕事は、一応定年はありますがそれ以降も働ける仕事で、70歳近くまで働いている方が多数います。
今現在、国をあげて介護職員の低賃金の問題を解決していこうとしています。
それが処遇改善手当です。この手当により3年前と比べても、介護職員の給料は3万円近く上がりました。
【関連記事:特定処遇改善加算】
また今年2019年の秋の消費税増税の際には、その使い道として介護福祉士の賃金の改善のため10年勤続8万円支給という制度も始まります。
まずは3年実務経験を積めば、介護福祉士の受験資格が得られます。
その国家資格である介護福祉士を取得すると、私の特別養護老人ホームでは月額の給料が基本給2万円、資格手当が2万5千円付き合計4万5千円上がりました。
【関連記事:現役介護士の給料明細】 ↓
中高年50歳台の転職の際の、金銭的な注意点として
施設以外のデイサービスとか訪問サービスなどでは、資格手当が数千円の所もまります。
50歳台での転職をする際は、しっかりリサーチして入職しましょう。
介護の業態によって、待遇が100万円以上違うのも介護職の特徴です。
今日は以上です。
最後に、介護に転職・就職を考えている介護職希望の方へむけて・・・
転職したくなったらまず、エージェントに無料相談しましょう。
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