介護士しまぞーブログ

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3大介助の一つ食事介助と誤嚥について解説【パート①:食事形態】

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。

 

今回は食事介助は介護の3大介助の一つです。

 

パート2では実際の食事の介助の仕方を解説しますが、その前に高齢者はどのような食事形態で料理を提供しているか、解説します。

 

高齢者の食事のとり方

 

老人ホームでの高齢者の食事は、私達がいつも食べている食事形態(常食)ばかりではありません。高齢者の嚥下(飲み込み)のADL(日常生活動作)により、4から5種類の食事形態に分けて提供しています。

 

私達は食べるときは、まず食べやすい量を口の中に入れますよね。

飲み込みやすい大きさに咀嚼(かみ砕き団子状態にする)してから飲み込みます。

※咀嚼とは、食物を細かくなるまでよく嚼(か)むことによって飲み込みやすい状態にする事。

 

しかし高齢者の嚥下(飲み込み)状態は・・・

 

  • あごの力の低下によりかむ力が低下する。
  • 飲み込みする力が衰えていきます。(飲み込み=嚥下)の低下。
  • また歯が少なくなり入れ歯を入れる方が多くなります。入れ歯では咀嚼力が低下します。

 

そこで老人ホームでは、高齢者の咀嚼力の低下に合わせて、食事形態を変えて提供します。

 

なぜ食事形態を変えるかというと、高齢者の誤嚥を(ごえん)を防ぐためです。

 

✔ 誤嚥とは食道から胃に入る食物が、嚥下力の低下によって気管支の方に入ってしまう事です。

 

更に怖いのが、誤嚥性肺炎です。

 

【誤嚥性肺炎】とは

 

口の中にはたくさんの細菌が繁殖しています。その細菌が食物の中に入り、誤嚥すると細菌も一緒に気管支に入ってしまいます。

 

その細菌によって、肺にまで細菌が侵入し炎症を起こします。

※ただ食物が炎症を起こすわけではないのです。細菌により肺が炎症します。

 

私の経験からのアドバイス

 

しっかり飲み込まないと「ごほごほ」と(せき込み)、(むせ込み)があります。

その場合は一旦食事を止めましょう。

 

飲み物を飲ませて流そうなどの対応は完全アウトです、逆効果です。

また背中を強くたたくなども控えるべきです、痛いだけです。

 

一番怖いのはむせこむ力さえもなくなってしまった入居者です。

 

その様な方が誤嚥すると顔が真っ青になるる顔面蒼白状態になりました。

 

救急車で搬送されましたが、救急隊はバナナが詰まったといってましたが、バナナなど食べていません。実はパンがのどに詰まっていました。

 

嚥下状態の悪い入居者様に食パンを常食で提供し、のどに詰まらせたのです。

食事形態を変えていなければならない入居者様でした。

 

我々介護士がその場面に遭遇したら・・・

 

救急搬送依頼【119】と同時に、ナースを呼んで吸引します。介護士はナースが来る間に、居室に移動させベッドに寝かせて吸引器を用意します。

 

是非新しく介護に入る方には、このむせこむ力が無くなってしまった方の発見と対応をしっかり記憶しておいてください。いつか役に立ちますよ。

 

食事形態の種類(ご飯は主食、その他は副食)

 

食事形態:【軟食(軟飯、軟菜)】

 

柔らかいお粥にしたご飯です。軟菜は煮たり、蒸したりして柔らかくした料理です。

 

食事形態:【刻み食】

 

咀嚼力の低下した高齢者に料理を細かく刻んで、料理を食べやすくしたものです。

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食事形態:【ミキサー食】

 

ミキサー食は、お粥や副食をそれぞれミキサーにかけ、ペースト状や液体状にしたものです。とろみ剤を使用し食べやすい状態にとろみをつけます。

 

噛まずに食べられるので、咀嚼力(噛む機能)が低下した方、嚥下力(飲み込む機能)が低下した方向けの食事です。

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食事形態:【ソフト食】

 

ソフト食は見た目は常食のように整えられた形で、食感はソフトクリームの様なふわふわした食事形態です。

 

ほとんど咀嚼しなくても飲み込めるように調理したものです。

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食事形態を変える必要性


食事形態を変える必要性は、生きるために必要な食事を、安全に食べて頂く事です。

単に食事から栄養を取るだけでなく、食事をすることで、唾液の分泌を促し、口の中を乾燥から守る。人間の五感の一つ味覚を刺激し脳を活性化します。

 

✔ この食事形態を考える中心的存在が管理栄養士です

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食事形態を変えるリスク

 

噛むことによる料理の味わいが無くなります。

ほとんどの高齢者は一旦食事形態を変えるともとの常食に戻すことがほとんど出来なくなります。

 

パート2では実際の食事の介助の仕方を解説します。しばらくお待ちください。

 

今日はブログを読んでいただきありがとうございます。また宜しくお願いします。

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※記事内の写真はLIFUL介護さまからお借りしました。

 

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