こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
今回は労働組合について、過去に労働組合の活動をしていた私が考察します。
【この記事を読むメリット】
- 社内労働組合の仕組みがわかる
- 社外労働組合ユニオンの仕組みと記事題名の【ドツボにはまる】理由
- 弁護士YouTuberが新しく立ち上げた「弁護士によるユニオン」
※今回は介護現場でパワハラ、サービス残業、不当解雇、職場環境で悩んでいる職員に少しでもお役に立つ情報を提供できればと思って記事を書きました。
なぜ今回労働組合を取り上げたかと言うと・・・
介護のトップブロガーの「たんたん氏」がおかしなツイートからブログを上げていたからです。
最初にその反論をおこない、さらに労働組合の現状から、労働問題の解決の提案をしていきます。
まず最初にたんたん氏の主張を取り上げます。興味のない方は目次で飛ばしていただいて結構です。
彼の主張は、「低賃金を解消するには労働組合を作ってストライキ」をやる。
介護でストライキをしたら誰が犠牲になるか分かりますよね。
たんたん氏は自分の主張である、低賃金やストライキを訴える前にもう少し経済や経営、社会の仕組みを知るべきです。
彼の主張はあまりにも短絡的な内容です。
- 労働組合という存在を確認すると・・・
- ユニオン(労働組合)に参加するデメリットが面白い
- 賃金・職場環境を改善するための政治活動
- YouTubeで活動する弁護士のユニオンに参加
- 転職したくなったらまず、エージェントに無料相談しましょう。
労働組合という存在を確認すると・・・
それでは、まじめに労働組合に関して解説していきます。
一般的に労働組合とは
企業の中に存在し、企業の労働組合が会社の社長と賃上げの交渉をするものと思います。
ただ企業の組合は、ある程度大きな企業でないと無いですよね。
私も20年前の話ですが、勤めていた企業には労働組合がありあした。
ただその当時から、御用組合と言われ組合活動が一種の出世街道のような存在でした。
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【関連記事:組合がある法人は、大手企業が運営する有料老人ホーム】↓
労働組合がない法人の場合
特別養護老人ホームなどの、施設職員が労働組合を作れないのか?
もちろん作れます。
労働者の権利として「労働基本権」という労働の法律で労働者が組合を作る権利、加入する権利があります。
ただ労働者が組合を活かすには、団体交渉でなければ有効な活動が出来ません。
そう言う意味では、今から労働組合を作るというのは効率的で無いでしょう。
【関連記事:介護に関わる労働基準法を解説】↓
個人ならユニオン(労働組合)に加盟する
そこで個人でも活動ができる団体として、ユニオンという組織があります。
ユニオンは、ある一人の労働者の訴えにより、ユニオンが団体で労使の問題に入り弱い立場である労働者個人を団体交渉で解決するように動く団体です。
この使用者と労働者の間のこの「力の格差」を埋め、問題解決できる手段がユニオンです。
この組織は一見介護の低賃金、職場環境を改善するのに有効に見えます。
しかし、ユニオンにもデメリットがあります。
ユニオン(労働組合)に参加するデメリットが面白い
ユニオンだけでなく組合活動をしている方の多くの方がおちいるデメリットです。
それは、あなた個人がユニオンを利用し団体交渉により問題が解決しました。
そしてあなた個人は加盟したユニオンのために、これからは他の方の労働問題に狩りだされ、解決のために奮闘することになります。
団体で交渉するユニオンのために、休日出勤で他の労働問題を解決していくことになります。
結果、あなたの会社での問題は解決しましたが、休日はユニオンの活動のため、結局休みがないのは同じという笑えない笑い話が現実にあるのです。
賃金・職場環境を改善するための政治活動
私が思う介護職の賃金・職場環境の改善する方法は、ロビー活動です。
介護職員の職場環境の改善を公約にうたう政治家を、増やしていくのです。
しかしこの活動はかなりの時間がかかります。現状から介護、福祉に精通し影響力のある団体を作っていくのは現実的ではないかもしれません。
ちなみにこの場合必要なのは、まず介護にかかわるあらゆる団体に介護の問題を訴えて、その団体が地元の政治家に圧力をかける存在になってもらうのです。
政治家に選挙公約を誓わせてその政治家を応援するのです。
協会自体はあるようですが、影響力のある団体とは思えません。
介護職員も政治に興味を持ち、介護の処遇を改善していくべきだと思います。
【関連記事:給料を上げる方法を解説】↓
YouTubeで活動する弁護士のユニオンに参加
弁護士ユーチューバーの岡野武志弁護士が「オンライン型の労働組合」を立ち上げました。
内容は動画を見て頂きたいのですが、簡単に説明しますと・・・
- 組合費が永久無料
- 加入脱退はいつでも自由
- 上で取り上げたユニオンの面倒な組合活動に参加する必要なし
- 弁護士の無料サービス
■下の動画では、岡野武志弁護士が始めた「無料のオンライン組合」を紹介しています。宜しかったらご覧ください。
ちなみに岡野さんは、大手弁護士事務所「アトム法律事務所」の社長です。
最後に介護に転職・就職を考えている介護職の方へむけて・・・
転職したくなったらまず、エージェントに無料相談しましょう。
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富士山を、130㌔離れたところから撮影した景色です。