中高年50歳からの楽しい介護職

介護に転職を考えている中高年に向けて、介護の仕事内容やお役立ち情報を紹介させて頂きます。

中高年必見!【ブラック介護施設】を選択しないための4つの特徴

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士です。

 

一般企業同様、介護事業所、施設でも「ブラック介護施設」と言われているところは 今でもあるようです 。

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ブラック企業の残業時間

 

労働基準監督署 を管轄する厚生労働省によると、ブラックと言われる企業の残業時間は、月80時間以上だそうです。

 

この残業時間が過労死の基準になっています。

 

1日あたり3時間から4時間の残業です 。

 

3時間残業の場合8 時間労働ですと9時出社、18 時が定時で21時までの勤務になります 。

 

18時から21時までの3時間が残業時間になります。

 

ただ私は7年の介護経験で、ここまで酷い残業の経験はありません。

 

介護の仕事での残業の「あるある」では、パソコンが苦手な方の報告書作りによるサービス残業です。

 

私の勤めていたリーダーが、「事務作業の残業は個人のスキルによるもので、残業時間の対象にはならない」と言っていたのを覚えています。

 

またよくあるのが、事故報告書をかくのに時間外で書いているというケースもあります。

 

この様なブラック介護が、以前ニュースになっていたのを覚えています。

ブラック企業と言えば「ワタミの介護」

ブラックの事故例【ケース1】

今から6年前2012年に起きた事故が記憶に残っています。

 

職員が入浴介助見守り中85分もの間、目を離していたため、入浴中の女性入浴者が水死してしまった事故です。

 

ブラックの事故例【ケース2】

また残業で疲れきった食事介助中の職員が、利用者さんの口の中に「スプーンを突っ込んだまま寝ていた」という記事もあります。

 

正直 笑えない話ですよね。

 

ブラックの事故例【ケース3】

さらには2007年に起こった事故では、 経管栄養のご入居者様に対応し、施設看護師が医師から出ていた指示の内容を、担当介護士に引き継ぎ を行わず結果亡くなった事故です。

 

その入居者は誤嚥性肺炎起こし、体温は42度まで上昇し肝不全で息を引き取りました。

 

その他にも、いつもは元気だった体育会系の 職員が施設でぶっ倒れていた。

 

その職員を病院には連れて行かず施設で寝かせていたそうです 。

 

www.shimazo3.com

 

もともと有名ブラック居酒屋を経営

 

この「ワタミの介護」の社長は渡邉美樹と言います。

 

親会社は同じ社長の経営している居酒屋チェーン「和民」です。

 

渡邊美樹の本は以前読んだことがあります。

 

本では、なぜ介護に参入したかと言う話から始めます。

 

渡邊美樹は自分の母親の介護の経験を活かして、これからの介護業界を担っていこうという思いがあったようです。

 

また本の中には、 夜勤者が徘徊している 入居者と一緒に 朝まで寄り添っていたという美談としてほめたたえる内容が書かれていました。

 

しかし、前記した溺死事故事故を起こされた関係者のご家族は、自分の母親は大切なのに(本人の家族)入居者の家族は 大切にしないのか と憤慨し、手紙を渡邉美樹に送ったようです。

 

ただ残念ながら、返事が返ってこないとおっしゃっていました 。

 

また、徘徊者に寄り添っていたという美談も、私がこの仕事に入るきっかけになった内容です。

 

しかし、介護に入職し、認知症専門のグループホーム経験者としはありえない内容です。

 

夜勤をしている私も今では、朝まで1人の徘徊者に寄り添っていたら、他の入居者様のケアはほったらかしになっているのではないか?という疑問があります 。

 

「ワタミの介護」はもう介護から撤退しています 。

 

しかし渡邊美樹は今でも参議院議員をしています。

 

このような介護の事故が今でも起きています。

 

残業などの労働時間の問題は介護職員の体力を消耗し ストレスを 増殖させます 。

 

自社で過労死が認定されても、渡邊美樹の語録では、この発言です。

 

池上彰とのインタビューで、過労を苦にした自殺者が出たことについてそれでブラック企業と言われたら、日本には千や万のブラック企業がある」と述べています。

 

更に部下に対して「365日24時間死ぬまで働け」「出来ないと言わない」と説いている。

 

なんかこれで思い出したのは「戸塚ヨットスクール」です。

 

知ってる方は結構な年ですよ(笑)

 

この様な方が、介護を経営していたのですからとんでもないです。

 

また学校を運営して教育にも深く携わっています。教育委員会の役職をしていたそうです。

くわしくはウキィペディア(渡辺美樹)

 

しかしつい最近でも、川崎の介護施設でベランダからお年寄りが投げ捨てられるという事故がありました。

 

このような事故は介護職員のストレス、職場環境の悪化、過重な労働時間が原因とも言われています。

人員不足によるブラック介護施設

 

介護では人員不足が叫ばれています。

 

離職率が高い要因だと思います。

 

人を雇っても雇っても、辞めていく 職員が後を絶たないのです。

 

そのため介護施設は職員がなかなか 充足しないのです 。

 

職員が集まらず。減る一方だと、だんだんと一人当たりの 仕事量は多くなります 。

 

そうなると残業が多くなる 、職員のストレスが多くなる。

 

結果退職していく人が増えていく 。

 

退職して行く職員は、周辺の同業態に散らばります。

 

それらの職員は、自分の今までの施設の良いところなど言いません。

 

というか悪いから退職するのです。

 

転職元をブラック施設として吹聴されます。

 

そうすると 悪い噂が広まり知れ渡っていきます。

 

毎月3名辞めていったとして、年間30名が退職していくのです。

 

なかなか入ってくる人も少なくなり、問題のある人材のセーフティネットになっていくでしょう。

 

人員不足の話が出るのが多いのは、やはり有料老人ホームです。

 

私の勤める特別養護老人ホームには、有名営利会社の有料老人ホームでの過酷な環境からの転職組が多いです。

 

日中25名の入居者の見守りをしていた。

 

私も前職では50名の入居者の見守りをしていました。

 

しかし特別養護老人ホームではユニット型10名に対して一人ですから 、今で思えば信じられないですね。

 低賃金のブラック介護業態

 

具体的には、 低賃金が違法になるのは各都道府県が定めた、 最低賃金を下回った時になります。

 

最低賃金は 各都道府県により差があります。

 

基本給がベースとなりそれを労働時間で割った結果、 最低賃金を下回る時間給ならば、それは労働基準法違反となります 。

 

では介護職はどうでしょうか?

 

計算すると介護職は基本給が少ないと思います 

 

いろんな手当をつけてやっと20万を超えるようです。

 

つまり最低賃金ギリギリもしくは下回ってるというような施設が多く、 グレーゾーンと言えますね。

 

ちまたでは介護職の賃金が低いと言われてます。

 

ただ昨今では国から処遇改善加算が職員に割り振られています。

 

賃金は改善されていると思います。

 

さらにブラックな介護施設であれば 、処遇改善加算 は介護報酬 を元にしています。

 

そのパイ(介護報酬加算の総額)に対して、 食べる人数が少なくなれば、食べる量つまり賃金は増えるわけです 。

 

それは私も現実に感じております 。

 

さらに今年の10月には消費税増税に伴う「10年勤続介護福祉士8万円支給」と言う加算が対象者にしはらわれます。(まだ内容が確定していません)

 

そうなるともう低賃金という ことは言えなくなりますね。

職場のパワハラによるブラック施設

 

  • 一般企業で言うパワハラとは
  • 営業成績が悪いと、上司からどやされる 。
  • 提出物に何度もダメ出しをされる。
  • 怖くて上司に物を言うことができない 職場環境になっている。
  •  何かに言うと根性がない 、やる気があるのか、 頭が悪いんだから体を使え、 気合いが足りない 。というような精神論で パワハラを受ける事例が多いようです。

 

しかし介護では 営業や ノルマ はありません。

 

また女性が多い職場ですので、あからさまなパワハラは少ないようです。

介護で精神論と同様なワード

奉仕の精神】です。更に低賃金が【ボランティア精神】などに言い換えられる、「差別的な考え」がある方が散見されます。

ブラックな施設、経営者を見極める4つの特徴

ではブラック企業を見極めるための4つの特徴を記載します。

  1. 絶えず求人情報を出している。(ハローワークの求人などは怪しいです。ただで求人広告を載せることが出来る為です。)
  2. ブラック施設の賃金は他の介護施設と比べて給料が高い傾向にあります。
  3. すぐに内定が出た有給休暇が取得できない
  4. 残業休日が多くサービス残業が多い。

最後に

 

私の経験では労働条件通知書に乗せる夜勤の回数は「4回まで」と決まっています。

 

しかしブラック施設は、労働条件通知書に夜勤回数を6回など盛って計算しています。

 

更に残業時間を20時間として載せて、年収を計算している施設もありました。

 

是非中高年で介護職の転職を考えている方、私の記事を参考にして頂ければ嬉しいです。

 

今日はブログを読んでいただきありがとうございます。また宜しくお願いします。

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