中高年50歳からの楽しい介護職

介護に転職を考えている中高年に向けて、介護の仕事内容やお役立ち情報を紹介させて頂きます。

3大介助の一つ食事介助について解説します【パート②介助方法】

特別養護老人ホームの介護福祉士です。

施設に入所している入居者様で、手の不自由な方には食事介助が必要になります。

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 食事介助の対象者

食事介助を必要とされる方は要介護度は4以上、ほとんどは要介護度の最高ランク5でしょう。要介護5でもほとんどの方は自立で食事は出来ます。率にしたら3割くらいの方です。つまり私の勤める特別養護老人ホームでは1ユニット10名に対して2.3人の方が食事介助を必要としています。

テーブルでの介助者の位置と介助の方法

介助を必要とする2人の入居者を食事介助する場合は、テーブルの右左に入居者を配置します。介護職員はその間テーブルコーナーに丸椅子を置きそこで介助を行います。

 

2人の入居者(介助を必要とする入居者)を食事介助する場合は、テーブルの右左に入居者を配置します。介護職員はその間テーブルコーナーに丸椅子を置きそこで介助を行います。
この場合右側なら一人の介助同様右手を使って自然に料理を運べます。

 

では左側の要介助者の食事介助はというと、ほとんどの職員はやはり右手を使います。

ただ料理を運ぶ時にスプーンを持つ右手は入居者の口へ正面から運ぶことは難しいです。入居者から観て顔の左からスプーンを運ぶ形になります。

 

その為手首をひねりながらの方法となり介助しにくいのです。

 

なかなか口を開けてくれない介助が難しい入居者を左側に配置させて、右側には口を開けてくれる介助しやすい入居者を配置させます。

そうすると、食事介助は行いやすくなります。

 

ただ私は食事介助を教わった方から右手ではなく左手を使うよう指導されました。

利き手でない左手を使う方法は最初はとても介助しずらかったです。

しかし、慣れればこの方法は入居者にとっても自然な食事介助になります。

食事介助の方法

ちょっとちょっと待ってください!忘れてました。食事の前には、入居者の方に口腔体操(嚥下体操)をしてもらいます。待ってください!忘れてました。口腔体操(嚥下体操)を行います。

食事前に口の体操をし、食べ物を飲み込みやすくするのです。

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このイラストはこちらのサイトよりお借りしました。

 http://www.kokucare.jp/

 

  • エプロンをする(入居者様の衣類が汚れないようにエプロンをします。)

認知症だから分からないだろうなどと思ったら大間違いですよ‼

  • 入れ歯を必要とする方は入れ歯を入れる。
  • 今日のお食事メニューを入居者様に説明します。
  • お声かけはとても重要です。

 

たまに見かけますが黙って食事介助をしている方います。しかし介護では、利用者様に常に何をするのかお知らせ(声かけ)してから介助を行います。

  • お知らせする事によって、入居者様は認知症でもお口を開けて頂けます。
  • その事を介護職員が皆行っていれば、入居者様は自然とそのお声がけによって何をするか理解します。
  • 一回の量は入居者様に合わせてです。

 

スプーンの半分くらいの量が基本だと思います。食事介助はとても危険を伴う事を認識してください。

  • 主食、副食、水分と順番づつに食べていただ来ます。

私は一回一回「これはお魚です、ご飯ですよ」とお声がけをしています。

  • お口が汚れたら、すぐに拭きます。

 

誰だってそうですよね、汚れたら気になってしょうがないです。直ぐに拭いてあげましょう。

  • 必ず、飲み込みの確認を行ってから次の料理を提供します。誤嚥が怖いからです。
  • 食事が終わったら口腔ケア(歯みがき)になります。

 

食事介助の方法は以上になります。

その他の食事の方法・食事の補助具・水分量について

視覚障害者の入居者様がお食事を楽しんでいただく方法として、時計の文字盤に見立てた「クロックポジション」という方法があります。

 

テーブル上でおぼんにのった献立を、「○○さんの左手9時方向がご飯です。奥側12時方向がお魚です、右手3時方向が味噌汁です」のように説明します。熱いものや汁物などは、触って位置を確認していただきます。

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写真はレオパレス21グループの介護サービスあずみ苑様からお借りしました。

 

食事の補助具 

補助具(お皿)

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 補助具(スプーン)

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補助具(コップ)

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流動食用具【楽々ごっくん】

なかなかお口が開かない入居者様に利用する優れものです。

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写真はアビリティーズよりお借りしました。

https://my.abilities.jp/lifecase/fukusiyougu-guide/shokuji/

 

食事介助中は周りの入居者様の見守りも忘れずに‼

水分について

水分摂取は重要です1日当たり、1400mlくらいが目安です。

朝食時200ml、10時水分補給200ml、昼食時200ml、おやつ時200ml、

夕食時200ml、その他200ml 合計1400mlになります。

 

飲み込みの悪い方にはとろみをつけます。トロミ―ルと言う商品が有名です。

更にゼリー状にする方もいます。ゼリーメイクと言う商品です。

 

食事介助の過去記事はこちらからどうぞ! 

www.shimazo3.com

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