中高年50歳からの楽しい介護職

介護に転職を考えている中高年に向けて、介護の仕事内容やお役立ち情報を紹介させて頂きます。

介護施設で夜勤中の【看取り介護】の対応は大変!体験談を公開

特別養護老人ホームの介護福祉士です。

今回は【看取り介護】について

f:id:shimazo3:20190406055117p:plain

 

【看取り】とは

まず看取りの定義ですが、「公益社団法人 全国老人福祉施設協議会」より

 「近い将来、死が避けられないとされた人に対し、身体的苦痛や精神的苦痛を緩和・軽減するとともに、人生の最期まで尊厳ある生活を支援すること。」とあります。

 

 看取り介護を実施していない施設では、前回のブログの「介護施設で夜勤中に、ご入居者様の 特変時【亡くなった時】の対応について解説します。

 

 看取り介護を実施いていない施設では、入居者様の急変時には救急車を呼びます。しかし看取り介護を実施している施設では【いよいよの時も救急車】を呼びません。

 

救急車を呼んだ場合、病院では生命が延命する可能性がある限り、延命治療を行います。それが医師の使命、義務ですからね。

 

その姿は様々な管を体に入れている姿を文字って「スパゲッティ症候群」と呼ばれる状態になります。

 

以前は積極的に延命治療が行われていましたが、それが人間の尊厳を大切にした姿なのかという問題により、看取り介護では、積極的な医療行為は行わず、介護施設においてご家族と介護職員によって最後を看取るという考えが広まったのです。

 

看取り介護の対象者とは、施設で最後を迎える入居者です。

入居する際、入居中または医師の勧めにより、医師、施設、ご家族(本人も含めて)が三者面談し看取り介護の対象者となります。

 

このことによって、看取り対象者は、救急搬送はしない、治療をしない、自然の流れで最後の時を迎えて頂く事になります。

看取り介護の対象者のケアプランは「看取り介護計画書」になります。

そして施設にとっては介護保険に「看取り介護加算」が設定されています。

 

※介護における加算とは、基本の施設サービス費の他にサービス内容によって料金が増加することで、要件を満たせば、サービス料に付加されて施設、事業所の売り上げになります。この加算についてはまた別の機会にブログとして記載させて頂きます。

 

我々介護士は、この看取り介護を実施している施設は大変だと言われています。

 

実際に介護職員の中には人の死に対して、相対したくない方もいます、

その様な職員は、この看取り介護を実施している施設で働くことは心理的、精神的に難しいです。

 

看取り介護は大変!わたしの体験談

ただではどれほど大変かというと私の経験から解説したいと思います。

まず看取り介護で亡くなられる方は老衰が多いと思います。

 

ではなぜ老衰による死が近づいていることが分かるのかというと、

食事量が少なくなります。やせた方でも10日から2週間ぐらいは食事を摂取しなくても水分だけで生きながらえます。
どんどん体はやせ細っていきます。そして水分をほとんど摂取しなくなります。
バイタルサインが異常値、更には計測不能になります。
クリアーな方でも意識、呼びかけに応じられなくなります。

そうなるともって2.3日で亡くなります。

この2.3日に当たる夜勤者の介護職員は、言葉は悪いですが、「ロシアンルーレット状態」です。ご家族が看取る為に、もしくは最後のあいさつのために来設され泊まられる方もいます。夜間帯に人の出入りが激しくなります。

 

ただその場合は看護師も分かっているので、オンコール( 呼べばすぐ来ること)で直ぐに来設し、夜勤者の対応から変わってくれます。

 

その様な仕組みがあるから実際の介護職員の夜勤者は、それほど重荷になる事は無いのです。

ただ死亡の確認は介護職員が行いオンコールとなります。

 

看取り介護の死亡確認方法

特別養護老人ホームの嘱託医師は午前中に来設し、死亡の確認をします。

まず、

  • 聴診器により心肺が停止していることを確認します。
  • 顔を口に近づけ、呼吸の確認をします。更に手を当て再度呼吸の確認をします。
  • 目を開いてライトにより瞳孔を確認します。
  • そして、ご家族に「ご臨終です」と告げます。

それはご家族に人生の終焉を知らせる大切な役割と言えます。

ただその間、モノの2分程度で医師は帰えられ、死亡診断書を書く事になります。

 

以上が看取り介護の私の経験からのブログとなります。

 

今日はブログを読んでいただきありがとうございます。また宜しくお願いします。

よかったら読者登録・Bマークしてください。とても励みになります。

 

 看取り介護を実施していない施設の対応についての記事です、良かったらこちらからどうぞ!

www.shimazo3.com