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介護職員は何歳まで働けるのか?70歳を超えても働ける理由を解説!

介護職員は何歳まで働けるのか?

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。

介護の仕事は体力仕事と言われていますが、実際何歳くらいまで働けるのかを心配されている方も多いと思います。

今回の記事では、私が介護で働いている中で、実際周りの職員がどのくらいの年齢まで働いているのか?について経験上の話をもとに解説します。

しまぞー

更に、私の主張としては、介護職は70歳以上でも働けると考えています。その理由も解説いたします。

高齢になっても働くことが出来るポイントは
  • 介護の業態による(居宅サービスか施設サービス)
  • 働いている方の健康状態や体力
  • 雇用内容、働き方(正社員、パート・アルバイト)

私が関わった方の中でも、上記3点のポイントに当てはまり、70歳程度まで働いていた方はいらっしゃいました。

それでは詳しく解説していきましょう。 

目次

介護職は何歳まで働ける?【体力面】で楽な業態ときつい業態

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体力的に楽な仕事は介護業態にもよるため、まず体力的に楽な業態ときつい業態をわけてみました。

単純に全ての施設、事業所が当てはまるかというと、そうではありませんが、その傾向にはあるのでご理解ください。

総務省のサイトに介護職員の年齢構成がありましたので引用します。

この表からも60歳以上の介護職員の施設と訪問サービスを比較すると

  • 施設サービスは12.0
  • 訪問サービスで31.6

とあり、訪問サービスの方が施設より60歳以上の労働者が多いとなっています。

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出典:総務省自治行政局(平成29年11月)

また、7割近くの事業所では65歳以上の労働者が働いているデーターがあります。

介護労働安定センターより引用;65 歳以上の労働者のいる事業所の状況

体力面は:要介護度が低めの居宅サービス

訪問介護やデイサービス

居宅系サービスは要介護度が低めで職員の体力面は楽な傾向にあります。要介護度が低めだと、身体介護や、認知症の度合いが低いのです。

つまり、デイサービスであれば、多くの利用者が自立して行動が出来るため、移動や入浴など身体介助を必要とする利用者が少ないのです。

訪問サービスであれば、利用者との一対一のサービスとなり、施設の様に動き回るようなことは少ないので、体力は施設ほど使わないでしょう。

体力面はきつい:要介護度が高めの施設サービス

施設サービス

介護老人保健施設や特別養護老人ホームの施設では体力を使います介護度が高く、認知症も重度で多くの身体介助を必要としている利用者が多いからです。

また、夜勤があるため、年を取ると辛い業態ではあるでしょう。施設サービスに勤めるには、夜勤の無いパート・アルバイトや派遣、契約社員の雇用契約が無難ではあると思います。

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>>関連記事:介護の業態別年収と仕事内容を紹介します

介護職は体力面で何歳まで働けるか?についての結論

私の経験では、特別養護老人ホーム65歳を超える女性で、正社員として夜勤業務もこなしている方が何名かいました

ただし、若い方の月の夜勤回数が7~8回になるのに対して、65歳超えの方々の月の夜勤回数は3~4回でした。夜勤業務の職員が足りない場合の補助的なシフトでしたね。

私は今50歳ですが、確かに夜勤は体力的に厳しいと思う事はあります。しかし、健康面をしっかり維持できれば問題ありません。

居宅サービスでは、夜勤が無い業態で身体介護が少ない業態なら、70歳くらいまでは無理なく働けます。

飼い猫

高齢になっても介護で働くには?

  1. 比較的楽な介護業態に転職する(夜勤が無く、体力を比較的使わない居宅系のデイサービス、訪問サービス、小規模多機能居宅介護)
  2. 夜勤をやらないためにパートアルバイトとして、日中のみの勤務を希望する。
  3. 介護職から介護福祉士を取得して、5年経過後にケアマネージャーの資格を取得れば、介護で事務的な仕事に携われるので体力的な面では楽になる。

70歳を超えても介護で働くための重要な3点

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介護職の雇用契約は65歳まで

「60歳で一旦正社員としては退職し、65歳まで契約社員として継続する」もしくは「65歳まで正社員」と規定する法人がほとんどです。

しかし、デイサービスなどの居宅系サービスでは「自立度の低い(介助をあまり必要としない)」利用者が多いため、70歳を超えても働くことが出来ます

>>関連記事:4種類の雇用契約をそれぞれ解説

パートアルバイト・派遣で働くと年齢制限が無い

パートアルバイト、派遣社員としての雇用契約なら体力が続く限り何歳でも働ける仕事です。

しまぞー

介護福祉士の資格を取得すれば、時給にして無資格で950円なら、プラス100円(1050円)は上がるでしょう。

介護職は高年齢でも失業の心配が無い

介護職の需要が増え続ける2025年問題

なぜ、介護職は高年齢でも仕事の心配が無いのかというと、今後も介護職の人手不足が続くからです。
これから団塊の世代が75歳を迎える2025年には、介護職が38万人不足する問題があります。更に、2050年まで高齢者は増え続けると言われています。

いくら介護でAI化が進もうとも、今後も介護職不足は続くでしょう。

むしろ、70歳を超える年齢でも働けるように、介護現場のAI化は進んでいくのではと思います。

>>関連記事:同一労働・同一賃金の働き方改革について解説します

余談:老後の収入を考えた介護職としての働き方 

長く働き,年金の受給年齢を遅らせて受給金額を増額する

今、老齢年金の受給額の低下の問題があります。介護士の収入は資格取得や処遇改善加算、退職金額を考えてみても今後大きく増加していく仕事とは言えません。

しかし、この問題を解決する方法として、厚生年金の繰り下げ受給することによって月当たりの年金額を増やすことが出来ます。

例えば、65歳の受給開始になるところを5年遅らせ70歳から受給することによって年金額を40%増加させることが出来て、月当たり10万円なら14万円に増やすことが出来ます。

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日本年金機構より引用(2020/1/19)

さらに法改正により最大84%増

 法改正:年金制度改正法(令和2年法律第40号)等の施行により年金制度の一部が改正されました。
増額率が最大で88%と大幅に変更されています。詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。
(追記2022/5/4)

上記表より75歳まで受給年齢を遅らせると年金額を84%増額できる
引用:厚生労働省年金制度改正法(令和2年法律第40号)
結論

これからますます進む高齢化によって、働く側も高齢化していきます。

介護の仕事にもAIの進歩・労働環境の整備により、施設系の体力が必要だった業態も受け入れることが出来るようになる。

そのため、冒頭に申し上げた通り、介護職は70歳を超えても働き続けることが出来ると考えます。

Twitterでのご意見が的を得ていた内容なので紹介します

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