中高年50歳からの楽しい介護職

介護に転職を考えている中高年に向けて、介護の仕事内容やお役立ち情報を紹介させて頂きます。

介護業態【訪問介護サービス】について解説します。

特別養護老人ホームの介護福祉士です。

 介護業態【訪問介護サービス】について

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訪問サービスとは 

訪問介護サービスは、介護職員であるヘルパーが、ご自宅に出向き身体介助のおむつ交換や入浴の介助、生活援助の食事を作ったり、お部屋を掃除したりする介護保険のサービスです。

 

私は小規模多機能居宅介護で、訪問介護を経験しました。訪問介護の特徴は利用者の

フィールドに入ることです。

 

介護サービスを提供する場所はご利用者様のご自宅です。中にはご自宅なのでわがままなご利用者様がいます。

 

「あのヘルパーさんは嫌いなので来させないで」、「あのヘルパーさんは、勝手にトイレを使った」など直接ヘルパーに不満を訴えるのではなく、大体が訪問介護事業所の管理者に連絡します。

 

それもすぐにですヘルパーが事業所に帰った時には、管理者は待ってましたとばかりに、「このようなクレームがあったよと」、言われます。正直そのような利用者とうまく人間関係を構築するのは難しいですね。

 

訪問の難しさは利用者とヘルパーの一対一の人間関係を良好にするのは、ヘルパー自身で良好な関係を構築しなければいけないからです。
だれにも頼れない1対1の関係です。

私の体験談!

私が大変だったと思う訪問をあげますと、男性のご利用者様でした。高齢ですが頭はクリアーです。ただ多少認知症はあります。契約者はご家族です。もちろんご家族はご本人に、訪問介護のサービスの件について説明しているとは思います。

 

ただその男性ご利用者様にとって訪問介護など知ったこっちゃないですよね。
そこで同行を入れることなく、嫌な予感はしましたがその男性宅に行きました。案の定玄関先で「そんなの頼んでないよ」と拒否られました。

 

強引にお家に入ろうとしたら、玄関先でその男性ご利用様は廊下で頭を抱えながら、うずくまってしまいました。

 

確かに私だって見ず知らずの男性を家に入れるわけないですから気持ちは分かります。
ただ女性のヘルパーだと、すんなり入れたようです、つまりエロ親父ですね。

 

訪問介護サービスでは国が定めたサービス以外のサービスを良かれと思い提供すると、【ここは例えお金を取らなくてもです】国により減算などの対象で指導のための監査、罰則を受けることになる可能性があります。

 介護の売り上げ【介護報酬について】     

一般社会は、ビジネスとして売上を上げる為に、独自でサービスを考え付加価値をつけて、提供することができます。

 

しかし介護では、そのサービス内容は、国が決めています。介護に進出した介護企業が、売上を上げる為に各々の介護企業が独自のサービスを考え提供することがで気ないのです。国によって決められたサービス内容しか提供できません。

 

例えば、訪問介護で言えば、訪問先で、ご利用者様の部屋の掃除をすることはできるが、当然ですが同居しているご家族の部屋は掃除できません。

 

また、ご利用者様の食事を作ることはできるが、ついでに同居しているご家族の食事を作ることはできません。つまり介護業態が独自で、サービス内容に付加価値を付けて商売する事ができないのです。

訪問介護の介護報酬具体例

具体的に言えば、訪問時間とサービス内容①(身体1【身体介助】20分から30分で245単位【一割負担】)の様にサービス単価が決まっています。

 

さらに区分支給限度額によって、要介護者個人個人は要介護度によって、介護保険サービスを利用できる限度額が決まっています。

 

例えば一割負担の方の区分支給限度額で要介護3なら26750円です。

介護サービス単価は国によって、変動され調整されます。

 

どのように調整されるかと言いますと、3年おきに介護保険制度は改定します。その際の介護報酬の改定で、国によってサービス単価を上げたり下げられたりします。国は要は儲かっている業態ば下げます、単純にです。

 

因みに、
○サービス単価とは①です。
○介護報酬はサービス単価の合計です。

 

その点で国が決めたことだけをやれば儲かるなら、介護に参入する企業や個人としては、楽な業界ではありますよね。

 

サービス単価は金額ではなく単位で表します。何故かというと、その地方によりサービス単価は調整されます。つなり地域いよって利用する金額は違ってきます。そうなると全ての料金をサイトやホームページに載せることは出来ませんよね。

 

サービスの金額の代わりに単位で表し、後は「それぞれの地域で金額を表示してください」という事です。

訪問介護サービスが独立するのに一番適した業態です。

①まず小さな事務所を設置する。

②従業員は管理者とサービス提供責任者とヘルパー1名で運営できます。

③訪問介護サービス事業所を立ち上げる資金としては200万円程度です。

 

確かに大きな風呂や、設備を必要としないので、少ない資金で、始められることは確かです。しかし運転資金が大変なのです。人件費だけで一人30万円なら月々3人で90万円です。

 

では90万円を売り上げるには、介護度5で利用者負担が3万円、公費が27万円の合計30万円3人で合計90万円です。介護保険をマックスで使ったとしても、人件費だけでトントンです。

 

ですので利用者がある程度増えるまでは、厳しい経営状況になると思います。
最近は訪問介護の参入のしやすさからか、多少訪問介護をかじった程度で立ち上げる事が多いようです。その中にはヘルパー職員としても通用しない、しかしお金はある方が実際経営していることが有ると聞きました。

 

しかし廃業するケースも訪問サービスが一番増えています。

 訪問介護も、楽しいやりがいのある介護です。

このままでは、訪問介護は私の題名の【楽しい介護ブログ】でなくなってしまうので訪問の良さを解説します。

 

それは一対一のサービスなので、ご利用者様に対するケアに深く関わることが出来ます。我々施設は10人20人の入居者様を基本一人で相手にしていますが、訪問サービスの現場では相手一人です。1人1人を大切にしながら人間関係を構築できる訪問サービスはやりがいがあると言えます。

 

このことは施設の人間には大変だろうと思う反面羨ましい事でもあります。

 

今日はブログを読んでいただきありがとうございます。また宜しくお願いします。

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