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介護職の新人が目指す、介護の司令塔【ケアマネージャー】仕事、収入を大公開

 こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士です。

 

介護職になる方は、将来ケアマネージャーを「目指そう!」とぼんやりと思う資格ですよね。

まず、皆さんに分かって頂きたいのは、ケアマネージャーの資格は介護職の上位資格ではありません。

 

ケアマネージャーは介護保険制度の法律である介護保険法により作られた資格です。

国家資格ではなく、都道府県が実施する資格なのです。

 

今日はこのケアマネージャーを介護の司令塔として紹介していきます。

まずタイトルにしてあるにもかかわらず、新人介護職員が抱きがちなケアマネージャーの資格が介護福祉士の上位資格ではないと、タイトルを否定した上で記事にしていきます。

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ケアマネージャーは介護職、介護福祉士の上位資格ではない

 

記事のタイトルに書いた通り、介護に入る新人はケアマネージャーを介護職の上位資格と考えている方は多いです。

 

心配することなかれ、事実私も介護に入職した当時は、同じ初任者研修を受講した同期と一緒に「将来はケアマネージャー!」と仕事内容はほとんどわからなくともイメージだけはありました。

 

しかし実際には、介護職とケアマネージャーでは職種が違うのが事実です。
つまり上位資格ではありません。

ケアマネージャーは


介護事業所・施設で入居者、利用者に対してケアプランを作る事務仕事です

 

介護職員・介護福祉士は

 

利用者のケアを、ケアマネージャーが作成したケアプランに基づいて行う。肉体労働です。


このような関係性です。

 

それではケアマネージャーの仕事を紹介していきます。

 

ケアマネージャーとは

 

介護保険法(法第七条第五項関係)により、ケアマネージャー(介護支援専門員)は、「要介護者等からの相談に応じ、要介護者等がその心身の状況等に応じ適切なサービスを利用できるよう市区町村、サービス事業者等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けたもの」と定義されています。

 

ケアマネージャーの仕事内容

 

ケアマネージャーの仕事を3種類に分けると・・・

 

ケアマネージャー(相談業務)

 

ケアマネージャーはケアプランを作る際、ご本人様、ご家族とお話をし、ご利用者様の望んでいる将来像をつかむ為、目標を考え、その為の介護サービスを紹介します。

 

ケアマネージャー(事務仕事)

 

アセスメント→ケアプランを作る→モニタリングこの一連の作業をする事が、事務的な仕事になります。

 

ケアマネージャー(調整業務)

 

ケアマネージャーは一人一人の利用者のニーズ(要求、要望)に応える為、役所や地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、福祉用具販売営業所、介護サービス事業所、医療機関等の関係各所を調整し、フル活用します。

 

心身(こころやからだ)が不自由になった方(要介護者)のケアプランを作成するのが主な仕事です。

ちなみに要介護者とは、介護サービスを受けるために役所に要介護申請をし認定された65歳以上の高齢者の事です。

 

【具体的には】・・・高齢者が転倒して車椅子になられた方。認知症を患われた方です。

まずケアマネージャーは、ケアプラン作成をする役割なのでケアプランについて紹介します。

 

ケアプランとは?

 

ケアプランは要介護者(要支援1.2要介護1から5の要介護認定者)及びその家族が、どのような介護サービスが必要かケアマネージャーと相談します。

 

この作業をアセスメントと言います。生活環境など把握、確認した上生活全般の課題(ニーズ)を抽出し今後どのような介護サービスが必要なのか整理していきます。 

 

アセスメントの具体例】

 

  • まだ、自分で生活できるけど、ご家族は心配な為、訪問サービスを利用する事を検討する。

 

  • 在宅での介護は難しくなり施設への入所を検討するなどです。

 

そして心身の状況の向上、ADL(日常生活動作)の改善を目指し、ケアプランを作成します。ケアプランには介護サービスを受ける事で、要介護者はより充実した生活を送れるように、長期的、短期的な目標を設定します。

 

その目標に対してどのようなサービスを受けるのかを計画したものが、「サービス計画書」つまりケアプランになります。

 

簡単に言えばアセスメント(情報収集)し、ケアプラン(計画書)を作るです。

ちなみにケアプランは利用者様には無料で作成します。

 

「ケアマネジャー」と呼ばれる介護支援専門員が在籍している居宅介護支援事業所などに依頼すれば、無料で作成してもらえるだけでなく、被介護者の身体状況が変化するたびに作り直すことが可能です。

 

我々介護職員は、このケアプランに沿ったサービスの内容を提供しています。

 

その他のケアマネージャーの仕事

 

  • 事故報告書ではケアマネージャーも評価します。

 

  • ご家族への事故の報告もケアマネージャーの仕事です。

 

ケアプラン種類:3つ

 

ケアプランは大きく分けると「居宅サービス計画」「施設サービス計画」「介護予防サービス計画」の3種類があります。

 

居宅サービス(居宅サービス計画書)

 

自宅で生活しながら介護保険でのサービスを受けられるケアプランです。

要介護1~5の人が対象で、

 

  • 訪問介護サービス(自宅で受けるサービス)

 

  • デイサービス(送迎者で事業所に行きレクリエーションなどを楽しむ)

 

  • デイケア(送迎車で事業所に行き機能訓練をおこなう)

 

その他さまざまな居宅サービスが有ります。

 

 施設サービス(施設サービス計画書)

 

  • 特別養護老人ホーム

 

  • 介護老人保健施設

 

  • 介護療養型医療施設

の3つの施設でサービスを受けられるケアプランです。

 

介護予防サービス(介護予防サービス計画)

 

まだ要介護の認定を必要としない健康な人が、今後介護が必要な状態にならないようサポートを受けるための介護予防ケアプランです。対象者は要支援1・2の方が対象です。地域包括支援センターの保健師などが介護予防ケアプランを作成します。

 

宅ケアマネと施設ケアマネの差を問う質問は、ヤフー知恵袋でもよくあります。

簡単に言えば居宅ケアマネの担当人数は35名ほど、施設ケアマネの担当人数は100名までとなっています。

 

しかしどちらが大変かというと居宅ケアマネゆと言われています。

居宅ケアマネは担当が少なくても、モニタリングという業務を行わなければなりません。

 

モニタリングとは、ケアマネジャーが定期的(月に一回)利用者を訪ね、サービスの実施状況を確認する業務です。

 

では施設ではどうなのかというと、自宅に訪問する事は無く、実際はモニタリングやアセスメントは居室担当者(居担)に任せている施設が多いです。

 

ケアマネージャーの資格取得まで

 

まず一昨年までは、ケアマネージャーの資格は、初任者研修(以前のヘルパー2級)を取得後5年(就業日数900日)で受験資格がありました。

 

しかし昨年より介護職では国家資格の介護福祉士取得後5年(就業日数900日)で受験資格を得るように変更されてます。

 

その他の国家資格でも、受験資格を得ることが出来ます。

【例】

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、
理学療法士、作業療法士、栄養士、等取得後、

 

その資格の職業を5年(就業日数900日)経験する事で、ケアマネージャー(介護支援専門員)の受験資格を得ることが出来ます。

 

ケアマネージャーの資格合格率は、資格制度が出来たころから数年間は40%を超える高い合格率でした。しかしここ近年は10%台の難関資格になってます。

 

ケアマネージャーの年収

 

ケアマネジャーの収入は2年ほど前に聞いた話では、特別養護老人ホームの介護福祉士が夜勤をやる収入と同程度でした。大体年収350万円程度。

しかしここ2年で、介護職には国から支給される介護処遇改善加算が増えて介護職とケアマネージャーの収入とでは逆転されています。

 

※年収jp様よりお借りしました

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50代のケアマネジャーの年収が高い理由は、制度が始まった当初はケアマネジャーは重宝されていたため、そのまま年功序列で上がっている方だと思われます。

 

ケアマネージャーの本音

 

私の経験でのケアマネージャーのあるあるです。(すみませんディスりあります)

 

  • 介護職をしていたが腰を痛めてしまい、ケアマネージャーになった人が多い。

 

  • 介護職員のちょっとしたミスも許さない、事故報告書を書かせるの大好き人間がいる。

 

  • ただし自分のミスには寛容、むしろその責任を介護職員に押し付ける人がいる。

 

  • 事務仕事が多い割にパソコンがうとく、最初で挫折する方が多い。

 

ケアマネージャーの上位資格【主任ケアマネージャー

 

ケアマネージャーには「主任ケアマネージャー」という上位資格があります。

 

※2021年には居宅介護事業所の管理者には、「主任ケアマネージャー」の要件が必要になりました。

 

【主任ケアマネージャーのサイト紹介します】↓

5159289.jp

 

居宅介護支援事業所とは

 

ケアマネージャーが在籍し、要介護者にケアプランを作成し訪問介護や通所介護へ必要に応じて案内する

多くの居宅介護支援事業所は、特別養護老人ホームなどの施設に併設されています。

 

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