【麻痺者の移乗介助】ベッドから車椅子へ,介護技術を画像で解説!
こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
今回の記事は、お身体の左側に麻痺がある利用者の、ベッドから車椅子への移乗介助方法を解説します。
車椅子の部品名称
目次
ベッドに車椅子を付ける方向
- 介助者は車椅子と利用者の真ん中に位置します。(黄色丸)
- ご利用者様の右足が健足(健側青丸)、左足が患足(患側赤丸)です。
- 準備として、フットレスト(両側)、アームレストで、はずぜるものは外してください。
- 肌の弱い高齢者は、フットレスト、アームレストにこすっただけで剥離(皮むけ)を起こす重大事故になります。
ご利用者様の右足が健足(健側青丸)、左足が患足(患側赤丸)です。
ポイントは健側に車椅子を着ける。
車椅子の着け方は、端坐位になっているご利用者様の健側の右足に、車椅子の左側を位置させます。健側、患側が逆ならば健側の左足に車椅子を着けます。
ポイント!
- 利用者様の左足〇 (患側)を引く。
- 利用者様の右足〇(健側)を前に出す。
車椅子の奥側に健側の右足を置く事によって、ご利用者様の健側の足を軸に90度回転させます。
そうすると、車椅子の空いた空間(手前側)に患側の左足を置けます。
麻痺のある方のベッドから車椅子へ移乗介助
ポイント!
介助者の立ち位置は、左足は車椅子のフットレスト手前側、右足はご利用者様の左足の側。
移乗介助する際、介助者の姿勢はしっかりと腰を落とす。腰痛予防になります。
利用者様を抱える際は、利用者の両脇から手を入れ、背中を抱えます。
利用者のお身体を車椅子にぶつけないように!
介助者とご利用者様の足が絡まないように!
最後は車椅子に、ご利用者様をゆっくりと載せます。
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