特別養護老人ホームで働く仲間の生活相談員の仕事内容を解説
こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
今日は特別養護老人ホームの介護職員の仕事仲間、生活相談員の仕事内容や収入を紹介します。
生活相談員は、特別養護老人ホームで、入居を考えている方の相談、手続きをするのが主な仕事です。
更に入居を検討している方、ご家族様も、入居に関して、最初の相談相手は生活相談員になります。ぜひ一読していただきたいと思います。
特別養護老人ホームの生活相談員の仕事内容を解説!
生活相談員の施設での立ち位置としては
私の経験ですが、施設長の次、ナンバー2か3です。副施設長などを配置している施設はナンバー3になります。
副施設長と兼務している相談員は、ナンバー2になります。
生活相談員の給料
生活相談員の特別養護老人ホームでの給料はそれほど高くは無いです。介護福祉士と比べると年収で数十万円低いです。
介護士の処遇改善加算が大幅に上がっている為と思われます。
施設にもよりますが年収は300万円台です。
※上記表は、年収jp様よりお借りしました。
この表から見て、ケアマネージャーの年収よりも多少低いことが分かりました。
生活相談員になる為に必要な資格
【生活相談員資格要件】
次の(1)から(4)の要件のいずれかに該当すること
(1)社会福祉士
(2)社会福祉主事任用資格(社会福祉法第 19 条第1項の規定による。)
(3)精神保健福祉士
(4)その他、これらと同等の能力を有すると認められる次のいずれかに該当する者
ア 介護支援専門員
イ 介護福祉士
ウ 社会福祉施設等で2年以上介護又は相談業務に従事した者厚生労働省のサイトより抜粋
ちなみに看護師や介護福祉士とは違い、生活相談員という資格はありません。生活相談員の仕事をするには、上記の様な要件はあります。
いうなれば、生活相談員は介護業態で働く職種になります。
上記(1)の社会福祉士は国家資格です。(福祉大学など資格要件を満たした大学等を出て、資格試験に合格しないと取得できません。)
(2)の社会福祉主事任用資格とは福祉大や、福祉科で必要な単位を取得すれば、社会福祉主事任用資格を取得できます。特に資格試験はありません。
特徴的なのは公務員になり、福祉事務所で働けば、社会福祉主事任用から任用がとれて社会福祉主事の名称になります。
上記の通り、自治体により介護福祉士でも生活相談員になれます。
生活相談員の仕事内容
入退所の相談業務
入所予定者、そのご家族に対して施設の説明
よく私は介護の専門用語を使うため、分かりずらいブログの記事内容になる事があります。例えばユニット型、従来型と記載してしまいます。しかし、介護に携わらない一般の方は、介護の業界で使用している専門用語の意味が分かりません。
そうなると当然ご本人やご家族には、「ユニット型の生活とは、どの様な一日を過ごす事になるのか」分かりませんよね。とういったことをかみ砕いて詳しく説明しなければなりません。
その様な専門用語もご入居者様に分かりやすく説明するのが、特別養護老人ホームでの生活相談員の仕事の一つです。
入居の手続きから入居契約
まず、入居と言えば一般的に、マンションなどを購入した経験のある方はお分かり頂けると思います。
契約の際、重要事項説明と言う書類に目を通してもらいますよね。
「この様なお部屋、間取りです、このような条件で契約しますよ。いいですか?」と、不動産会社の宅建取引主任者が説明し、最終確認をします。
そして最後に契約書に印鑑を押して成立となります。
特別養護老人ホームに入居をされる方は、下記、重要事項説明書の内容を確認されるのが良いと思います。
- 法人の運営理念
- 施設の運営方針・目的
- 人員配置基準(特別養護老人ホームにおける、生活相談員の人員配置は常勤で1名)
- 看取り介護の説明
入居費用の説明
施設サービス費、食費、住居費、その他加算、おむつ代(特別養護老人ホームなら無料)、衣類のクリーニング代、etc。
居宅サービス(在宅)で使用していた福祉用具貸与(レンタル)は、介護保険が使えなくなります。つまり返却しなければなりません。
※例えば車椅子は施設が用意します。
また、居宅(在宅)でのかかりつけ医師から、施設嘱託医になります。
施設での営業職としての役割り
生活相談員は、介護施設にとって売り上げを上げる要素の一つ、稼働率を上げるため、特別養護老人ホームに入居者を勧誘する営業としての仕事の役割も担います。
特別養護老人ホームは、ホテル同様居室を満室にしておくことが重要なのです。また、役所とのパイプを持つことも大事な役目と言われています。
病院には「新しく、看取り介護を始めました」など、営業をかけていますね。
特別養護老人ホームは以前、入居するにも待機者が100名以上とニュースになるほど、なかなか入居に関して困難な業態でした。
つまりその当時は、施設が営業をかける必要などなかったでしょう。
以上、生活相談員の仕事内容を紹介しました。
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