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私の勤める特別養護老人ホームでのレクリエーション、イベントを紹介!

【2021年8月6日更新】

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。

私の勤め先の特別養護老人ホームの1年間の「イベント、レクリエーション」を月ごとにご紹介します。

ご紹介するとありますが、2015年度施行の介護保険制度の改定(3年に一回見直しがある)で特別養護老人ホームの入居条件が要介護3以上になりました。

その為特別養護老人ホームの入居者様は認知症や身体の不自由さの高い方が多くなってる傾向です。

特別養護老人ホームの1日は、基本朝起きて、食事して、排泄して、空いた時間はフロアでテレビを見るか居室で臥床するかのパターンです。毎日の流れは、ほとんど上記の同じ生活の流れになっています。


私は特別養護老人ホームを三か所経験してますが、ほとんどユニットでのレクリエーションはないです。


基本的に入居者は要介護3以上です。入居者としてもそれほどレクリエーションを求める活動的な方が少ないのです。


中には頭がクリアー殆どが女性ですが、エプロンや下拭きタオルを畳んでくれる方がいて助かります。

その様な方はユニットに1人くらいはいらっしゃいます。

ただ頭がクリアーでも男性はその様な活動はしないです。どちらかと言うと男性の方は、その作業は俺の仕事ではないと思われています。

その様な日常的な活動が無い為、ふとしたことからメリハリのない生活に嫌気がさし帰宅願望が出てくると私は思います。

入居者のケアプランにはその様な事を避ける為、職員が間に入り他の入居者とコミュニケーシンを取れるようにする、とある方も多いです。

ただなかなか上手くいかないのが現状です。職員とのコミュニケーションは取れるが入居者同士は話がはずんでいる姿はなかなか見れらないです。


入居者の介護度が高いためという理由があり、活動的姿を見せるのが少なくなります。

ただ毎日のお約束のレクリエーションを施設が主体で行っていればそれに参加される方はいます。

短時間ならとなりますね。単調で疲れるようだともうやりたくないとなるのでしょう。

目次

特別養護老人ホームでのレクリエーション、イベントを紹介

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✅ レクリエーションを行う意味として大切なことが書いてある記事を見つけたので引用し紹介します。

なぜ介護施設選びで「イベントやレクリエーション」を重視する必要があるのか?…「心の癒しと生きる喜び」

幻冬舎出版 上村 岩男

入居者先生が感動や生きがいを得られる空間であるか否かを判断するうえでは、そこで行われるイベントやレクリエーションも重要なチェックポイントとなります。

介護施設では、雛祭りや納涼祭、クリスマス会など季節ごとのイベントや、身体や心のケアなどを目的としたリハビリ体操や塗り絵など、機能訓練を兼ね備えた種々のレクリエーションが行われます。

こうしたイベントやレクリエーションも、施設の工夫次第で入居者に大きな喜びや感動・生き甲斐を与える要素となります。

ことにレクリエーションは、いつも同じようなものがただ繰り返されていると、新鮮味や刺激が失われていきます。「また、Aか」と入居者に飽きられてしまう恐れがあるでしょう。

そこで、イベントやレクリエーションの幅を広げようと、積極的に新しい取り組みを試みているかどうかも確認しておくとよいでしょう。

例えば、行われているレクリエーションのバリエーションが豊富か、他の施設ではあまり見られないオリジナルな活動があるかなどを意識してみることをお勧めします。

施設で行われるイベント、レクリエーションの中には、絵を描いたり、編み物をしたり、俳句や短歌、そして文章を書いたりなど何らかの作品の制作に取り組むタイプのものもあります。

高齢者の方はこれまでの長い人生の中で、仕事や趣味を通じて他者が真似のできないすばらしい能力を必ず兼ね備えています。だから、今ここにその業を再び実現してもらうのです。

そうした創作活動を通じて入居者の意外な創造力が再び甦り引き出されるのです。

一例を挙げると、ある介護施設では、塗り絵をレクリエーションに取り入れています。入居者の中には、はじめは「こんなの塗れるか」と拒否していた先生もいましたが、職員が勧めていくうちにいつの間にか少しずつ興味を示し塗るようになっていきました

徐々に色使いも上手になり、最後にはまるで絵が浮きあがってくるかのような生き生きとしたすばらしい作品ができ上がりました。

引用元:なぜ介護施設選びで「イベントやレクリエーション」を重視する必要があるのか?…「心の癒しと生きる喜び」 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン

ボランティアを探す方法

最寄りの役所に行くと、社会福祉協議会の小冊子でボランティア一覧表があります。

有料、無料のボランティアがありますがその中から探して連絡を取ります。

ただどこの介護施設でもイベントはあります。

同じ日にイベントがあるので、人気があるボランティアは予約するのが難しいです。

月ごとにレクリエーション、イベントを紹介

特別養護老人ホームのレクリエーションはというと、地域のボランティアが週一回程度、入居者用パブリックスペースを使い行うケースが多いです。

介護の転職は、特別養護老人ホームが絶対おすすめ!その理由

1月のレクリエーション・イベント

初詣に神社へ行く。施設の車で神社まで送迎しますが、やはり人数的に多くの方を移動させるには、困難で難しい問題です。

2月のレクリエーション・イベント

節分豆まき、スタッフが鬼の仮面をかぶり入居者が豆をまきます。ただ掃除が大変なので、豆の袋ごと投げるようです。ユニット毎に行っています。

3月のレクリエーション・イベント

ひな祭り。エントランスに大きなひな人形が飾られます。

4月のレクリエーション・イベント

さくらのお花見。この企画も多くの施設が行っていますが、入居者の移動の問題でなかなか多くの方をお連れすることが困難で難しい問題があります。

5月のレクリエーション・イベント

鯉のぼり。貼り絵などで鯉のぼりを作成する。

6月のレクリエーション・イベント

この月はイベントが見つかりません。外食レクを行う。

近くのレストランに行き外食をします。寿司屋などが入居者に喜ばれます。

7月のレクリエーション・イベント

七夕で笹の葉を飾ります短冊に願い事を書いて飾ります。

私の経験では、レクリエーション担当を任されていた時に、悩みました。笹の木をどこから取ってくるかです。

私の場合は利用者様のご家族が竹林を土地として持っていたので、そこから取ってきました。

細かい話ですが、笹の木を乗せた車の中は泥と笹の葉で掃除が大変でした。

8月のレクリエーション・イベント

納涼祭(施設の3大イベントの一つです)

納涼祭はどこの施設も力を入れて開催しています。

屋台などを出します。食べ物は焼きそば、枝豆、等、また金魚すくい(本物ではない)、風船釣り、です。

大きな施設で予算があれば、本格的に山車ややぐらを立てて盆踊りをすると皆さん喜ばれます。

9月のレクリエーション・イベント

敬老会(施設の3大イベントの一つです)

施設では大々的に行います。内容としてはボランティアを呼んで催し物を行います。

南京玉すだれ、大正琴、紙芝居師、手品師などを呼んでいました。

10月のレクリエーション・イベント

運動会。風船バレー、ボウリングなどを行っていました。

11月のレクリエーション・イベント

11月はイベントが見つかりません。

12月のレクリエーション・イベント

クリスマス会(施設の3大イベントの一つです)

12月に入ってからクリスマスの音楽を流します。

100均で赤いサンタの帽子を入居者分購入し当日かぶってもらいます。

スタップは、トナカイやサンタの衣装を着て盛り上げます。

その他の施設で催されるレクリエーション

誕生会

私の経験では小規模多機能居宅介護時代に管理者の考えで入居者個人の日に誕生会を催してました。普通は月に1回まとめて行いますよね。

毎回ケーキを作り、3日連続で誕生会を行ったことを思いだします。

ケーキは、スーパーでスポンジと生クリーム、フルーツ缶詰を購入し作っていました。

クックパットのサイトで良いデザインのケーキがあり真似して作ってました。

年齢早見表NET

誕生会での司会で盛り上げるなら、このサイトで情報を集めるのがおすすめです。

このサイトでは、利用者と同じ年に生誕した偉人と出来事を紹介しています。

今日は介護施設の1年のイベントをご紹介しました。参考になればうれしいです。

今日はブログを読んでいただきありがとうございます。また宜しくお願いします。

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