介護士しまぞーブログ

介護に従事している方、転職を考えている方に向けて、介護の仕事内容やお役立ち情報を紹介させて頂きます。

介護職員の出世,【昇給】について深掘りしました!

【2021年6月16日更新】

 

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。

 

介護の情報発信者としてブログを運営している「たんたん」という方がいます。

 

この方は、ブログ内で派遣のアフィリエイトに強引に誘導しているとしてTwitterではよく非難されているので知っている方も多いでしょう。

 

先日、介護のインフルエンサーたんたん氏はブログで「介護職で出世や昇級のコスパが非常に悪いと考える理由を解説します」と言う記事をあげられています。

 

今回は、この出世に関する記事に対して反論記事を書きました。

 

それと同時に、介護施設で働く職員の給料アップに関してその内情を詳しく解説します。

 

たんたん氏は、今回の自身ブログの記事で学べることを、以下の3点上げられています。

 

彼の主張 ↓

f:id:shimazo3:20200327174612p:plain


その中でも介護職の出世はコスパが悪い、と言う彼の主張に反論していきます。

 

たんたん氏の記事 

介護職で出世や昇級のコスパが非常に悪いと考える理由を解説します|介護士働き方コ

 

介護職員の出世に対するコストパフォーマンスを考察

 

f:id:shimazo3:20200327203858p:plain

 

たんたん氏が介護職の出世のコスパが悪いと考える理由

 

A:僕が以前いた特養では役職についたとしてもその分の手当ても数万円で毎年の昇給も年間で数万円(月にして数千円)みたいな感じでした。

B:逆に管理職になってしまうと夜勤をしなくなるのでその分夜勤手当が少なくなるので、給料も少なくなるケースが多かったです。

言ってしまえば管理職はその職場でも優秀な人がなるわけであって、優秀な人材で責任も大きな人が普通の職員より給料が低いという意味不明なことになります。

C:結局介護職は夜勤で稼ぐしかないんですよね。

D:実際に僕は夜勤専従で働いていますけど入れる分だけ入ったらその施設の管理職よりもらっているみたいなことは多いですね。

E:そういう意味ではコスパを意識するなら夜勤にたくさん入ったほうがいいと思います。

 

上記の引用文に対する反論

 

 では引用文の①と②④について反論します。

 

Aの反論:役職に就いても昇給が少ないとの主張

 

私はTwitterをやっていて、何名かの尊敬できる経営者とTwitter上でのやり取りで介護だけでなく、経営としての視点も知ることができ勉強になっています。

 

そのやりとりの中で、この昇給の件に関して数名の介護事業法人経営者の昇給システムを教えていただきました。

 

最も重要視する昇給対象者は・・・

 

法人は長く勤めている職員の昇給を優遇する

 

つまり、昇給を優先するのは長く勤めている職員を優遇するという事です。

 

ではあまり知られていない、昇給に関する方法を解説していきます。


昇給にはその原資となるお金が必要です。

  1. 「処遇改善加算」
  2. 「特定処遇改善加算」
  3. 「定期昇給」
  4. 「賞与」

介護の法人には昇給の原資として国から支給される①と②と、会社の③④昇給・賞与

 

今のところこの4つの方法があります。

 

この昇給原資を国と会社の2つに分けて考えます。

①・②:処遇改善加算・特定処遇改善加算

 

✅ 処遇改善加算は、国から支給され介護職員限定の昇給制度です。これは帳簿上、介護職員以外の職種には支給できません。←看護師やケアマネジャー、介護事務員には支給できません。

 
【関連記事:処遇改善加算】↓

www.shimazo3.com

 

✅ 特定処遇改善加算については、介護福祉士中心の加算ですが、介護職以外の職種も一定条件のもと加算の分配の対象となります。

10年勤続介護福祉士月額8万円支給もしくは年収440万円の制度

 

【関連記事:特定処遇改善加算】 

www.shimazo3.com

   

③・④:.定期昇給・賞与

 

施設の売り上げから支給される。一般的には、法人の業績、個々人の能力・成果に合わせて4月に支給されます。←業種に関係なく全職員に支給される。

 

たんたん氏はこの「b:定期昇給」の定期昇給が少ないと言う主張だと思います。


しかしこれにはからくりがあります。

 

処遇改善加算で介護職員は、厚生労働省の試算で月額3万7千円支給されました。

 

そうなると、介護職と他の職種や管理者との給料差が少なくなる(介護職だけ多く給料が増える)と考えられますよね。

 

しかし、定期昇給・賞与の原資の配布を調整すれば、この多職種との差を少なくすることが出来ます。

 

つまり、定期昇給が1500円+加算だったとしても、他の職種や役職者を同金額分定期昇給させれば、介護職と多職種の差を少なくすることが出来ます。

 

どういうことかと言いますと次に解説します。

 

 法人の長く勤めている職員に多くの昇給・賞与を分配する方法 

上記にも記しましたが、介護施設に入る職員に分配する原資①から④

①と②の加算分は、国から決められているので介護職員を中心に分配しなければならない。

しかし、他の看護師や長く勤めている職員の昇給・賞与分の分配を多く支給するよう調整すればいいのです。

つまり、①②の処遇改善加算では公平に介護職員に分配するが、賞与において長く勤めている職員に多く分配するのです。

もちろん、その分入職して短い職員の賞与は少なくなります


これが法人が出来る給料の分配調整方法です。

 

実際は給料明細を見ていないので何とも言えないですが、法人が役職や、長く勤めている人材を優遇するのは至極当然で何も問題がありません。

 

付け加えますが、あくまでも経営者は、これからの介護の法人が重要視するのは「介護職員」と言われています。

 

B・Dの反論:管理者は夜勤が無くなり実質給料が少くなる

 

この件に関しては、特別養護老人ホームでは夜勤が無いとは施設長だと思われます。


これに関しては信じがたいです。確かに夜勤がなくなると5万~6万円は落ちると思いますが、その分は役職手当で補完できる、また給料の体系自体違うでしょう。

実際に小規模多機能居宅介護の民営法人の時、一般職から管理者になった方は年収で130万円はあがったと言っていました。

 

この方が管理者になった年数は、介護歴5年無資格でその法人歴は2年です。


私の経験では、一般企業ですが、係長から課長に上がった時に確かに残業代が付かなくなり「たんたん氏」の言われる通り年収は若干少なくなりました。

 

しかし、その後の昇給金額が一般職とは異なります。私は部長クラスの勤怠も扱っていました。

 

賞与に関して私が140万円程度に対して部長クラスは500万円は貰っていました。

 

因みに私が勤めていた一般企業では、課長になるのに8年程度、部長は18年~20年程度かかりました。

 

 【関連記事:給料明細】↓

www.shimazo3.com

 

また管理者になると以下のようなデメリットがあるとも主張もされています。 

f:id:shimazo3:20200327201159p:plain

 

確かに「いけない、いけない」と管理者の負のイメージとしてとらえているのであればこのような書き方になるでしょう。

 

出世して管理者になるメリット

  • 出世により管理者となったマネジメントスキルは、たとえ転職してもその経験は無駄ではなく大きな財産として残る。
  • 多くの部下を持つことにより貴重な経験を積むことができる
  • 管理者は管理者同士のつながりがあり、その人脈は大きな財産となる
  • 管理者として大きなプレッシャーを受けることはあるが、その経験もまた財産になる
  • 管理者として困難な事態にあたり、対応するスキルを身につけることが出来る
  • 民間の会社であれば、出世すればするほど動かせる金額も違ってくる。それが良い経験となる 


出世に関してたんたん氏は、意味がないコストパフォーマンスが悪いと言われています。

 

ちょっとかじった程度の介護歴で、管理者になったこともないのに出世を否定したり、一か月程度100万円稼いだからと言って私を見習って副業しよう。との主張がミスリードを引き起こす原因です。

 

実際に彼のやっている副業は、明らかに本業で残業した方がコスパが良いでしょう。

 

介護職の昇給に関する過去の記事を紹介

 

【関連記事:介護職員が年収1000万円稼ぐ方法】 ↓

www.shimazo3.com

 

【関連記事:介護職員の給料を上げる7つの方法】 ↓

www.shimazo3.com

 

介護職の出世に関する過去の記事を紹介

 

【関連記事:介護施設の管理者になる方法】 ↓

www.shimazo3.com

 

【関連記事:介護施設の理想のユニットリーダー】 ↓

www.shimazo3.com

 

【関連記事:介護職が転職を繰り返す影響】 ↓

www.shimazo3.com

 

最後に

 

これから新卒で入社する方は幹部候補生です。新卒のメリットは様々な研修を受けて幹部候補生として訓練されます。

 

これが大学を卒業して得る新卒の最大のメリットです。たんたん氏には分からないでしょう。

 

分からないことを適当に主張するなという事です。

 

また、たんたん氏は

 

「ブログで稼げばみたいな感じで、僕の場合は副業をすることによって自分で稼げる手段を増やしています。」

 

と主張しています。

f:id:shimazo3:20200327204410p:plain

だそうです。少なくとも彼のYouTube動画を見た限り、コンサルや講演など向いていないと思いました。

 

 

介護に転職・就職を考えている介護職希望の方へむけて・・・

転職したくなったらまず、転職エージェントに無料相談しましょう。


もし相談するなら、転職エージェントの【かいご畑】がおすすめです。

 

私が実際に転職活動で転職エージェントを利用した時に、とても助かったのが面接同行収入が希望にマッチする施設を探してくれたことでした。

私が直接電話で確認した、かいご畑の6つの特徴、メリット
  1. 無資格未経験者でも利用できる
  2. 担当者が面接に同行してくれる
  3. 履歴書、職務経歴書の作成の相談に乗ってもらえる
  4. 短時間、残業なしの人気求人が見つかる
  5. 専任コーディネーターがしっかりサポートしてくれる
  6. 最初の段階で、希望の給与条件にマッチした就職先を探してもらえる

番外:面接後も収入アップの交渉が出来る施設・事業所がある

 

私が更に詳しく直接電話でかいご畑に確認した「かいご畑のおすすめ理由」を下の記事で紹介しています。是非ご覧ください。

www.shimazo3.com

 

⋙直接【かいご畑】のサイトに行きたい方は、こちらからどうぞ!

 

Amazonでの買い物はこちらからどうぞ!】 

 

Amazonオーディオ雑誌読み放題「ファイルウェブマガジンプレミアム」】

 

今日のサービスショット!

f:id:shimazo3:20200525035515p:plain