こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。
介護ではトップブロガーのツイートと、それに関するブログを拝見しました。
それがこれです。
Twitterでの上記のツイートに対する証明記事を読みました。どうぞ彼の記事です。
私はこの記事を読んで、さすがトップブロガー、人心を掌握するような記事を丁寧に書かれているなと思いました。
しかし今回殺人事件という事もあり、内容をこのまま放置はできないため反論ブログ記事をあげました。
彼のブログでのおかしな主張
彼の主張を要約すると、
- 介護で虐待が起こることに、個人の資質を問題する介護業態はレベルが低い
- 虐待の問題を、「システムで解決するという当たり前のことができないから」底辺だと言われる。という主張。
(システムとは恐らく、職場環境や低賃金の問題を解決することができていない)という事だと思われます。
まず上記の虐待は殺人事件です。それを個人の資質、責任にするのは当たり前でしょ。
という事です。
そんなこと言ってたら殺人を犯す人間の責任はすべて「所属する組織」の責任になるのでしょうか?
ありえないです。
犯罪、殺人を犯す責任は、ニートなら日本という国の責任になるのでしょうか?
更に彼の虐待殺人に関する記事の冒頭に、結論を以下のように記されています。
結論を先に書いてしまうと「介護士個人の問題」して考えられているうちは介護業界の成長はありえないと言うことです。
そもそもなんですけど大前提として問題を起こした介護士を擁護する気はサラサラないです。
ダメなものはダメですし。
今回の記事で言いたいのは「問題が起こったからしっかり再発防止を業界全体でかけよう」という話です。
介護業界での防止策は介護業界のマイナスな側面である
- 労働環境
- 給料の低さ
- パワーバランスの偏り
という問題を解決させてストレスを貯めて間違った行動を衝動的にしてしまう事を防ぐという方法です。
私が感じた記事のおかしな内容
殺人を個人の責任にしているうちは成長しないって(笑)
>ダメなものは駄目?
ダメとかではなく『殺人』ですが・・・
再発防止策を考えるのは同意です。
しかし彼は5万円給料をあげれば介護の殺人が無くなると思うと言われています。
この発言に至っては意味わかりません、根拠もわかりません。
全く彼の記事は世間知らずのお子様ツイートだと思います。
さらに彼は「治安の悪さはその地域の所得に比例する」と低賃金は、治安が悪いそのため起こる。介護も同様低賃金により治安が悪く虐待殺人が起こるとの主張です。
まー、強引なアフィリエイトをされる方ならではの、グローバルな考え方をお持ちのようです。
厚生労働省の虐待の原因に関する調査では(施設)
低賃金の問題や職場環境などの問題も虐待の主な発生要因とはなっていないです。
つまり彼の主張がどこから来た情報なのか、わかりません。
そもそも介護における虐待は、施設ではなく、在宅がほとんどです。
施設の虐待は770件なのに対して、在宅での虐待は1万6千件です(平成27年調べ)
虐待を犯す現場は、9割以上【在宅】なのです。つまり虐待を犯す人間はほとんどがご家族なのです。低賃金などお門違いです。
施設で起きた虐待殺人に関する記事です。参考までに
↓ ↓
たとえれば、今の吉本興業の問題ですと、
宮迫や田村亮の嘘から来たトラブルがいつの間にか、吉本の組織の問題にすり替わっているのと似たようなケースだと思います。
私は虐待に関しては、個人の資質の問題が大きいと思います。そう統計にも出ています
介護に携わる人間の性格には、向き不向きがあるのです。
犯罪を犯すような事例でストレスを感じるかはある程度、個人の資質の問題が大きいとは思います。
更に個人の介護に関するスキルの問題があると思っています。
認知症に関して、ある程度ストレスを感じないような接し方、あしらい方があるのです。
そのようなスキルのある方の、メンタル面、技術を共有できるような、仕組みがあればと思います。
そこに社内の研修制度があればという思いがあるのです。
認知症に関するスキルが身に付く資格「実務者研修」です
↓ ↓
まとめ
今回はイレギュラー的に、反論ブログをあげました。
介護に関するトップのブロガーがこのようなことを書かれては心配になったのです。
殺人事件が絡む内容です、吉本のように笑えません。
しかし虐待殺人は、派遣社員になれば避けれるようです。とアフィリエイトにつなげていました。
お笑いのセンスはあるようです。
「ちゃんちゃん」
今日はブログを読んでいただきありがとうございます。また宜しくお願いします。
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