中高年50歳からの楽しい介護職

介護に転職を考えている中高年に向けて、介護の仕事内容やお役立ち情報を紹介させて頂きます。

小規模多機能の恐怖体験!利用者様「36時間ぶっ通し」不眠、不穏状態!

 

私のわずかな介護歴で、それはそれは恐ろしかった入居者様の話です。

 

私が介護に入って、グループホームから小規模多機能型居宅介護に転職して出会ったご利用者の話です。

 

小規模多機能居宅介護は古民家で、リフォームしてデイサービス、訪問サービス、宿泊設備の三つの介護業態をミックスさせた比較的新しい介護事業です。

 

私の小規模多機能居宅介護は、アパート1階の2部屋をぶち抜きリフォームして運営していました。

 

その為セキュリティは施設の様な設備がありません。玄関扉など、普通の家と同じサムターン(鍵のつまみ)です。

 

部屋は5つあり、各居室に鍵などありません。

 

なぜここで小規模多機能居宅介護の設備の話をしたかというと、このことが原因で起こった怖ろしい出来事を話したかったからです。

 

恐ろしい利用者様のお話し

 

私が介護歴3年目の出来事です。

 

その女性利用者と出会ったのは、まだ私の事業所と利用の契約する前です。

 

ちょうど私が勤めていた事業所に、利用者様と旦那様、今まで利用していたケアマネージャー と 事業所のケアマネージャーの面談をしていた時です。

 

ケアマネジャー同士が引き継ぎをしていました。その時に私は、面談の内容を耳にしました。

 

今までのケアマネージャーが、なぜかその利用者にこれからはケアマネージャーは私ではなくなりますよ」 念押しして言っていました。

 

そのことが、とても違和感があったので覚えています。 そしてその利用者が小規模多機能のデイサービスを利用しました。

 

そのご利用者は、朝の7時に旦那様が運転する車で来所されていました。まず旦那様がエンジンを止めて車から出てきます。 そのご利用者は、車の中で座っています。旦那様が説得して、その後利用者が車から降りてきます。

 

そうすると旦那様は、小走りで事業所の入り口に入ってきます。旦那様は靴をもって別のお部屋にうつります。そしてその部屋の窓から脱出します。

 

職員は、利用者を「旦那様が 部屋で待ってますよ」と言って玄関まで誘導します。玄関で靴を脱いで頂き、下駄箱に入れます。そのご利用者は、「お父さんはどこ?お父さんはどこ?」と事業所内を探し周ります。

 

普通のアパートですので各居室には鍵がありません。その為、旦那様の入った窓から脱出した部屋は、裏から重たいテーブルで開けられないようにしています。

 


ご利用者は、靴を探して外に出ようとするので靴を隠します。そのご利用者は靴箱で自分の靴を探すために、他のご利用者の靴も全て出して荒しまくりです。

 

ですので玄関も靴箱も南京錠で開けられないようにしました。

 

ご入居者は次に子供が家で待ってるの、子供が家で待ってるの」と訴え始めます。その女性は70歳過ぎです。小さな子供なんかいるわけありません。

 

それを朝の7時からずっと訴え続けます。休みはありません。職員のロッカーも 荒らします。老人施設のようにロッカーを自分のキーで管理することありません。つまり鍵などないのです。その為職員のロッカーを荒らされます。

 

そのご利用者は独歩です。しっかり歩ける方です。

 

しばらくすると一人のご利用者と、お友達になりました。そのお友達は朝10時頃に事業所に来所されます。そうすると、その利用者を慕って同じテーブルの隣同士で落ち着いて静かになります。

 

ただその話相手のご利用者(お友達)は、特にそのご利用者と仲良くしたいというわけでもないのです。逆にずっと日中に付きまとわれるので、不穏になる事がたびたびありました。

 

そのお友達が帰られた15時から、ふただび帰宅願望の不穏状態になります。夜の19時に旦那様が迎えに来られます。 これが毎日毎日同じことを繰り返しです。

 

朝旦那様が奥様であるご利用者を車に乗せて事業所にきます。旦那様は毎日裏口からでます。本人は職員が玄関に誘導して、靴を脱がして南京錠で玄関を閉める。

 

後は不穏状態で事業所内を歩き回りお父さんを探します。

ご利用者が事業所に泊まった時の恐怖

恐ろしいのが、そのご利用者が泊まりを利用した時です。月に1.2回ありました。

 

朝の7時から夕方の19時等まで、デイサービスを利用します。
夜間帯、朝の7時まで、ずっと同じことの繰り返しです。
歩き回り荒らされるので、我々介護職員は休む暇などありません。

 

そのご利用者は36時間全く睡眠されません。

 

他の泊りの利用者様のお部屋に入ったり出たり荒らします。他の利用者も眠れないのです。で朝を迎えてもまだまだ続きます。

 

その日の夜19時に旦那様が迎えに来るまで不穏状態です。

 

その間36時間その利用者は休むことなく眠る事なく過ごされます。不眠、不休、不穏状態が続く事になります。 小規模多機能居宅介護では、朝食、昼食、夕食は介護職員が作ります。

 

夜間帯にその利用者が包丁などを手にしないように、料理は手早く、カギは入念に閉めます。食事を作っている時に包丁を使うので、なかなか食事を作るタイミングが ありませんでした。

 

はっきり言って特別養護老人ホームの夜勤の方が楽です。

 

またその利用者は何度も外に脱出しています。探しまくって、実際に3 km 離れた自宅マンションまで歩いて帰宅していたこともあります。

 

特別養護老人ホームなら他のフロアに行っただけで、「離設、離設」で大騒ぎ、ケアマネージャー当たりが喜んで「はい‼事故報」ですよ(笑)

 

今思えばこのような利用者を受け入れることは、おかしいと思います。
小規模多機能居宅介護を利用する範ちゅうではないと思います。

 

施設ならば、おそらく薬で対応するでしょうが、今思えば精神科病院の対応だと思います。

ご家族は「私たちも大変なの」

 

旦那様に薬などの対応や、夜間帯のご様子を伝えても「それはあなた方の仕事だから」「私たちも大変なの」と一点張りだったようです。

 

この入居者は「要介護は1」でした 。このような方は、要介護の認定調査では普通に返答ができるので、介護度が低くなっているのでしょう

 

 

ちなみに私が、小規模多機能を辞めて1年半ぐらい経過した時、その職場の仲間にその利用者のご様子を聞きました。

その当時と全く変わらないということでした。

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