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バイタルサイン「血中酸素飽和濃度(spo2)」数値が40%台のときの対処方法

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士です。

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血中酸素飽和濃度(spo2)について

血液は55%が液体成分、44%が赤血球、残りの1%が白血球と血小板です。

 

ゆ血液は人間が生きる上で最も重要である、酸素を運ぶ役割をしています。

 

今日は、その血液中、赤血球の役割を計る血中酸素応和濃度を解説します。

 

その前に、白血球と血小板について簡単に解説します

白血球の役割り

白血球は、体内に入った細菌やウイルスなどの外敵から体を守る働きをします。

 

かぜを引いた場合、血液検査をすると白血球が増加しています。

 

ちなみに白血病は、白血球が少なくなるイメージがありませんか?

 

私は幼少の頃、医者に聞いたことがあり、このことは知っていました。

 

白血病はどのような状態かというと、白血病は「白血球ががん(悪性腫瘍)」になったいわゆる“血液のがん”です。

 

正常値の数倍から10倍に白血球が増加します

 

つまり白血病は、白血球が少なくなるのではなく増加するのです。

血小板の役割り

ケガなどで血管が傷ついたときに、出血を止める働きがあります。

血中酸素飽和濃度を解説します

血中酸素飽和濃度は皆さんの施設でどのような呼び名でしょうか?

 

私の知ってる限りではspo2、サーチュレーション、サット、等ですね。

 

ではどのような役割をしているのでしょうか?

 

簡単に説明しますね。

 

人間は口から酸素を吸い込みます。

 

その酸素を赤血球の中にあるヘモグロビンが、酸素を載せて血液の流れにのって体中に運びます。

 

もう少し詳しく解説します

赤血球の中のヘモグロビンの役割り

血液中の赤血球には、酸素を運ぶヘモグロビンが存在します。

 

人間が吸い込んが酸素は肺に入ります。

 

その肺の中で、血液中のヘモグロビンと酸素が結びつきます。

 

そして血液と共に体中の末梢まで酸素が運ばれるのです。

 

血中酸素飽和濃度(spo2)は、血液中(動脈)のヘモグロビンが、どのくらいの割合で酸素とくっついた(結びついた)割合なのです。

 

実際に血中酸素飽和濃度を計測する場所は、指先や耳たぶ(末梢)です。

 

「血液中のへグロビンによって、しっかりと酸素が指などの末梢まで運ばれているか?」という事が言えます。

 

ヘモグロビンの色は、もともと暗褐色(青色)です。酸素と結びつくと鮮紅色(赤色)に変化します。

 

動脈の色が鮮紅色(赤色)なので、お分かりいただけると思います。

 

ちなみに酸素と結びつかなかったヘモグロビンは、「還元ヘモグロビン」と言い暗褐色(青色)です。

 

酸素と結びついたヘモグロビンは「酸化ヘモグロビン」と言います。

 

ヘモグロビンに乗った酸素は指先、足先の末梢の毛細血管まで運ばれます。

 

そこでヘモグロビンは酸素を放します。

 

酸素を放す事でヘモグロビンの色が本来の暗褐色(青色)に戻り、二酸化炭素を取り込み、血液の静脈の流れで肺まで戻ります。

 

その時の色が暗褐色(青色)と言う訳です。

 

ヘモグロビンは、酸素が多い肺では酸素と結合し、酸素が少ない所で酸素を放す性質があります。

血中酸素飽和濃度を計測するパルスオキシメーター

 

老人施設で、血中酸素飽和濃度を計測する際使用する機械は「パルスオキシメーター」と言います。

 

正常値は96 %以上、と言われています。

 

ただし人により基準値が多少違います。92%位でも普通にいます。

 

通常は96%以上なのでそれ以下なら医療従事者に報告します。

 

正直夜勤中に、80%になったら「やばい、やばいよ」となります。

 

看護師に、オンコール、場合によっては救急搬送になります。

私の体験談!血中酸素飽和濃度の数値が40%台でした

食事中、力が抜けていて顔色が悪い入居者がいるという事で、見に行くと顔色が青白かったのです。

 

血中酸素飽和濃度をパルスオキシメーターで計測したら、40%台で即オンコールでした。

 

救急搬送の際、のどに食物が詰まっていたという事です。

 

パン食の方で嚥下力が低下していてのどに詰まらせていたのです。

 

のどに異物を詰まらせた時の応急処置の動画です。

 

 

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私の反省も含めて、血中酸素飽和濃度から学んだことを解説します。

血中酸素飽和濃度が低下したらどうすべきか?

  • 入居者の顔色が悪い時、様子がおかしい時は、血中酸素飽和濃度を計測する。
  • 医療従事者、責任者連絡する。
  • 吸引器を準備する。
  • 食事中は食事介助に専念せず。周りの入居者にも目配りを欠かさない事

チアノーゼの出現

入居者の様子がおかしい時は、顔色、手先、足先、唇などの色を確認します。

 

その部位が、暗褐色(青紫色)ならばチアノーゼが出現しています。

 酸素が足りない状態、多くのヘモグロビンが、酸素が結びついていない状態なのです。

 

もともとのヘモグロビンの色暗褐色(青色)なのです。

 

その場合はパルスオキシメーターの値も低くなります。

 

ちなみに顔面蒼白とは、ヘモグロビン自体が少ない状態、要は貧血の時に起こる顔色の状態の事を言います。

パルスオキシメーターの仕組み

パルスオキシメーターの仕組みを解説します。

 

指に挟んだセンサーにより、鮮紅色(赤色)(ヘモグロビンと酸素の結びつきが高い状態)から暗褐色(青色)(メモグロビンと酸素の結びつきが少ない)を見ます。

 

この色の違いを指先に挟んだパルスオキシメーターの中にあるセンサーで計測するのです。

パルスオキシメーターを図る際の注意点

パルスオキシメーターが上手く計測できないことが有ります。

 

その場合は、計測している部位が冷えている可能性があります。

 

冷えているつまり血流が悪い為、計測が出来ないケースです。

 

お分かりだとは思いますが、血液は身体中に熱を運んでいるのです。

 

その場合は指をこする等して温め、再度計測すると数値が出やすくなります。

入居者の様子がおかしい場合は、まずパルスオキシメーターで、血中酸素飽和濃度を計測しましょう。

 

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